15日は空輸である。幸い梅花皮小屋はヘリポートの樽口峠が視認でき、順調に2回のフライトができた。上がってきた管理資材を全て管理棟に収める。幾つかの雑用を終えて、井上・小林・笹川は下山の準備をする。しかし御西小屋方面の雲は取れない。タイムリミットとなり、工藤・金野・齋藤達は梅花皮小屋に向かって移動し、清水・猪狩・早川は川入に向かって下山した。これで御西小屋は草刈一名となる。
北股岳でオーイン尾根の看板を設置し、胎内山付近で雨が降り始めカッパを着る。10時頃だろうか、ヘリの音がした。御西方面の雲が切れたようだ。草刈だけでは荷物の受け取りはできないので、急遽大内田が1便で御西小屋に向かい、最終便で下るという離れ業でなんとかしのいだようだ、
地神北峰から若干降った急斜面で登山道が残雪に覆われていた。アイゼンとピッケルを出し慎重に下る。丸森峰~地神山間の登山道は、主尾根の南東に作られている。そのため遅くまでピッケルが必要なコースなのである。チェーンアイゼンにストックの登山者とすれ違う。ちょうど昨年の今頃、丸森尾根を稜線まで登ったが、降ることができなくなってしまった2パーティを一緒に足ノ松尾根へ下ろした記憶がよみがえる➡
登山者情報第2,418号
丸森峰まで下りると満開のサラサドウダン群落が迎えてくれた。いつの間にか雨も上がり、過去の登山道保全箇所の様子を確認しながら降る。夫婦清水も問題なく使えた。
標高が低くなると暑くなる。ふうふう言いながら無事天狗平ロッジに到着した。