登山者情報315号

【1997年08月30日/石転ビ沢/高橋弘之調査】

石転ビ沢の状態が悪くなっています、上級者以外の入渓は控えてくたさい
現在の石転ビ沢は,至る所に穴と亀裂があり、ずたずたになって非常に危険です。30日は門内沢の雪渓を何とか通れましたが、31日には通れなかったとのことです。どうにかして門内沢を渡りさらに石転ビ沢を飛び石で越え、右岸の大岩に着きます。踏み跡がなくなれば河原を進み雪渓に上がりますが、崩壊の音が連続する中、穴だらけの雪渓に神経をすり減らしホン石転ビ沢出合に到着します。ここにはざっくりと亀裂が入っているので、ジャンプで越えます。まもなく左岸の微かな踏み跡を辿り、北股沢出合で一旦雪渓に上がり北股沢出合の水場に出ます。後は踏み跡が梅花皮小屋まで続いています。
9月1日:藤田栄一確認=ダイグラ尾根の水場涸れており使用できなかった。