登山者情報335号


【1998年05月10日/祝瓶山概報/斎藤弥輔調査】
自宅を06:50出発、途中コンビニで命の水と行動食を買い大石橋を目指すが、途中でGZKと御西岳を移動中のHZUと無線でつながり、五味沢で何時もの検問にあう。
07:30大石橋に到着、渓流釣り、山菜採り、登山者に車がいっぱいで車の駐車スペースを探すのが大変なくらいである。
準備を整え07:40出発する。すずいで橋を渡り水を汲み分岐を大朝日岳の道と別れ上に取付く。
08:13水場を通過し、09:40いちのと(1,239m)に到着する。ここはシャクナゲが満開に咲き誇り私を歓迎してくれていた。春に何回か祝瓶山に登っているがこんなに素晴らしいときに出くわした時がなかった。乾ききった喉を潤すのもそこそこに愛用のカメラを取り出し、シャッターを切るバックには大朝日岳や飯豊の連山を入れたりして楽しむ、ここで足止めをされたように楽しんでいると、新潟の燕から来たという2人パーテイが登ってきた。御西の会のメンバーで私と3年前に村杉荘で一緒にアルコールチャージをしたと言う(すみません覚えていませんでした)。すぐ後に単独の福島の須賀川から来て長井側から早朝登ろうとしたが林道が交通止めで行かれなく、小国側から変更して登ってきた人達に追い越された。いちのとではダイグラを下山中のHZUと北股岳を移動中のMDEとUWSと無線でつながる。
10:40シャクナゲ満開のいちのとを後にして登り始める。十走路の分岐に出る。ここでたった1本のシラネアオイとミネザクラが咲いていた。この祝瓶山の登山道でここだけに雪が残っているが、6月の朝日の山開きまでは持ちそうにもない。ここでザックを降し命の水を取り出し、三角袋に雪と一緒に入れ持ちながら山頂を目指す。山頂着11:00、早速命の水で喉を潤す。1本は燕から来た御西の会の人達に進呈したら冷え具合と旨さに喜んでいた。お湯を沸かしスープを作り食事を取りながら携帯電話でODDを呼んだらつながった。
12:10下山を開始する。南西の方角から雲が出てきたのでカメラと三脚をザックに入れ、すたこらサッサと逃げるように下山してきた。
すずいで沢を過ぎた所でパラパラと降ってきたがすぐに止んだ。
13:10大石橋に到着し、ザックを車に積め込み帰途につく途中、民宿「ふもと」でXXRにお茶をご馳走になり、一休みして帰宅した。