登山者情報359号

【1998年07月11〜12日/大鳥〜狐穴小屋/小林元一調査】

’98.7.11(土)
小林 3:00 新潟市小針を雨の中の出発。山形は晴れていると信じて。-- 堀井 3:05--大岩 3:10--卸団地(渡辺)3:30 -- 鶴岡 --R112から大鳥方面へ分岐、小針から175k5:50--大鳥・朝日屋(小針から195k)6:15 --泡滝ダム 登山口駐車場着(小針から207k3:45) 6:45ゆっくり朝食の後出発7:20 -シモツケソウ・トリアシショウマ- 冷水沢8:25 -タマガワホトトギスが最盛期- 七ツ滝沢9:00 -このコースはここまでとにかく水が豊富!- 大鳥小屋 10:10管理人さんに登山道や小屋の様子を聞く。--ショウキラン・ギンリョウソウに励まされ、森林限界を抜ける11:30 。ミヤマママコナ・コメツツジ・サラサドウダン・オオバギボウシ-- 三角峰下のお花畑 12:10(食事と写真で50分休憩)斜面いっぱいにニッコウキスゲ。イワイチョウ・ハクサンフウロ・モミジカラマツ・ハクンイチゲ・ヨツバシオガマ・ヒメサユリ・マルバシモツケ 出発13:00--ガスを含んだ強風。ハクサンシャクナゲ・ミヤママツムシソウ(咲き始め)・シロバナニガナ・キリンソウ・コゴメグサ・ミヤマヤナギ --オツボ峰13:45-ミヤマコウゾリナ-天狗小屋分岐の標柱14:00 -ここからが地図の時間より長い。ミヤマダイコンソウ・ミヤマウスユキソウ・ヤマハハコなどがもうすぐですヨと励ましてくれる- ようやく以東岳(大鳥小屋から3:45)14:55 お花畑でユックリしたことと、ガスと強風で寒いことなどを踏まえ、今夜の泊りは以東小屋か狐穴小屋か改めて協議、狐穴までガンバルことに決定。出発15:10 --ガレ場で濃いガスのため道を間違う。早く気付いて戻り、かぼそい踏み跡を再確認。-トウゲブキ- 中先峰16:25--トキソウ。ガスに濡れ、風に揺れながら、可憐に咲き集うヒナザクラを見て入念な下調べをしていたWが歓声。同時に「この花があれば小屋はすぐそこ」と、見えないガスの中を指差す、その通りだった!-- 狐穴小屋17:10。管理人不在。小屋前の豊富な水・清潔な水洗トイレ。一階は我々4人の貸し切り。二階に男性3人。マットが6枚程用意されていたのも有難い。協力費@¥1,500。天気は悪いが18:30過ぎまで十分明るく、ヘッドランプ不要。7:00就寝。(泊)
7.12(日)
起床4:00 陽光への期待空しく、雨。シッカリ雨具上下に身を固め、狐穴小屋発 6:00 --中先峰6:40--昨夜同宿の一人歩きの男性が、以東を往復、今日中に竜門から日暮れ沢へ降りると言って雨の中をすたすたと歩くのとすれ違う。以東岳8:10荒天のため以東小屋から大鳥池への下りを止め、オツボ経由で来た途を下ることとする --たまたま、水飲み休憩した場所でHが歓声「オノエランを発見!」。大喜びで撮影会。--天狗小屋分岐の標柱9:30--三角峰下のお花畑で名残を惜しんでまたまた撮影会、この時も幸運なことに晴れ間が覗く。10:15〜「笹団子」「ドウナッツ」「バナナ」「ゆで卵」など各々思い思いに行動食。--また雨脚の強まる中たんたんと下る。大鳥池畔でマムシのお出迎え。大鳥小屋11:30--七つ滝沢(吊橋)12:40-下りがメッポウ強いOに遅れて一人になった小林の前にまたマムシ。以東にはメスのマムシしかいないのか。-冷水沢(吊橋)13:00もう雨は大丈夫と雨具を脱ぐ。しかし、結局、また着用することとなる。-- 登山口着14:00 出発14:10。大鳥・朝日屋14:45--熊出の「ぼんぼ」で入浴。前庭の「エンゼルストランペット」の花が珍しい。15:20〜16:10。鶴岡市でラーメン「仙人」16:35〜17:05--R7ゆり花温泉17:50(登山口から96k)--ここから海岸線笹川流れ〜免許センターIC--卸団地着19:30--小針着19:50。
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