登山者情報367号

【1998年08月16日/弥平四郎口/山田亘調査】
差出人: WATARU YAMADA <wataru@infoibis.ne.jp>

井上さん新潟市の山田亘です。十五日六時現在弥平四郎のゲートからすぐ先の道路が崩落しており、ゲート前までし
か車が入れません。
私は小白布沢から切合に入りましたが今朝下りてきました。十二時半現在駐車場から川入りまでの道は何とか通れま
した。

【1998年08月12〜16日/梶川尾根〜川入/奥田大輔調査】
12日(水)
新潟側から入山。天気予報では大雨となってましたがお昼についたときの新潟市は曇りで、飯豊山荘についたころは何
と晴れていました。明日からの天気は持ちそうだが予断は許さない状況です。
13日(木)
梶川尾根を登り、稜線に向かいました。山荘を6時に出発。天気は曇りで、途中五郎清水で雨に降られましたが梶川峰に
つくころは曇りになり、稜線のガスはすっかり取れた模様。扇の地神を11時半ごろに到着。早めに門内小屋に到着して
予定を終える。14時過ぎからガスが再び発生。夜には新潟側から風が強く吹いてきました。
14日(金)
夜が明けても風は強く、5時20分頃の出発時には雨が降り始め、ギルダ原で強い雨に。梅花皮小屋を6時45分頃通過。雨
は7時半の烏帽子岳付近でやむが、御西小屋まではずっとガスがかかってました。大日岳を往復するころには視界がよく
なり、12時に御西小屋に戻ったころには稜線は晴れに。本山までは気持ちの良い稜線歩きでした。この日はテントが快
適でした(本山小屋は50人のすし詰め状態)。夜は天然のプラネタリウムとなりました。
15日(土)
川入の村杉荘さんに宿泊するので余裕があるが、夕刻から雨との予報がラジオで流れるので早めに下山。曇り空からガス
となり、切合に着いた8時頃は本山がすっかり雲の中に。御沢キャンプ場側に下るが、先の豪雨のせいか道が異常に掘れ
ていて歩きにくい箇所が横峰より下で何ヶ所かありました。宿に着いた14時頃には雨が降りだす。夜には大雨に。宿の
おじいちゃんから山の話をたくさん聞かせていただいた。22時ごろに客が到着。なんでも小白布口の駐車場に車を置き、
私と逆のコースで小国側に下って車を取りに来たが、磐越西線のダイヤの乱れで遅れた模様。
16日(日)
大雨はまだ続いている。前述の夜遅くに着いた人が送ってもらって車を取りに行くが、なんと駐車場へ行く林道が崩れて
通れない模様。深刻そうな状況でした(現在の状況は不明)。大雨の中、タクシーで喜多方に下る。磐越西線は全通して
いたが、ダイヤはまだ乱れている模様で、特に新潟県側を通過するのに時間がかかっているようでした。

天候不順の状況を考えると、まだ良かった方だと思います。また天気のもっと良い夏に改めて訪れたいと思います。


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   奥田  大輔
      
        E-Mail(自宅):okkuu@hello.email.ne.jp
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追伸
高橋金雄氏の写真集「いのちの山 飯豊・朝日連峰」(山形新聞社)はまだ手に入
れることが出来るでしょうか。教えて下さい。
井上より
山形の書店では可能です。


【1998年08月12〜16日/梶川尾根〜川入/吉田アキヒロ調査】
差出人: Akihiro Yoshida <akyo@cocoa.ocn.ne.jp>

昨日、新潟日報の紙上の広告に、「新潟の低山藪山」という本の広告があり、早速近くの本屋に行って購入し読み始め
ました。まだ少ししか読んでいませんが、飯豊朝日連峰周辺の山々の情報も多数載っています。お勧めします。

新潟の低山薮山    羽田寿志    白山書房    定価1900円