登山者情報384号

【1998年11月15日/オンベ松尾根/井上邦彦調査】

自宅発05:57。27.4km06:26、コンビニで食事を仕入れる。49.8km06:48、蕎麦屋から入る。70.0km07:06、赤谷の分岐。97.1km07:33津川の分岐、国道459号に入る。近年付近の道路改良が進み観光施設も整備されてきた。各月の名前が付けられたトンネルが9つある。115.0km07:57日出谷駅のバイパス通過。116.9km07:59実川の分岐。126.0km08:13 五十嵐家住宅通過。127.1km08:18ゲート到着。車が2台止まっていた。08:38ゲート発。 09:22トンネルを抜けると山が見えた。正面がふたつのピークを持つ草履塚であろう。2438歩09:33旧小屋の分岐。09:36〜09:55ブナ林の中、旧小屋と同じ場所に新しい湯の島小屋が完成していた。6畳程度の2階建て、三面小屋とそっくり、便所は別棟2穴である。水は小屋のすぐ後ろにある。ここで朝食とする。

新湯の島小屋

2585歩09:58指示に従って左の登山道に入る。斜めに傾いて滑りやすい鉄梯子を下り3m上流にへつり飛び石伝いにジャンプしたが石が滑りやすいので充分な注意が必要だ。増水時には渡れない。吊橋を架ければ良いのだろうがここは雪崩がおきやすい沢なので巨額の建設資金を考えるとそうもいかないだろう。

尾根側から見た渡渉点

河岸段丘に出ると右側に踏み跡があるが、しっかりと指導標識つけられており問題はない。旧道との分岐にもしっかりと標識がつけられている。

尾根取り付きの紅葉

分岐の標高615m。2756歩。10:17。710mで一汗拭う。水晶尾根が見えたが、上部は雲の中である。微かに雪が点在している。いつの日か湯の島から鏡山を経て大日岳まで一周したい。実川の渡渉も可能なようだ、これができたら飯豊山荘〜石転ビ沢〜ダイグラ尾根に匹敵する素敵なコースとなるかもしれない。

途中から水晶尾根方面を仰ぐ

840m10:37「登山道、月心清水1km」の標識がある。右の尾根の間に滝が見えた。この滝の源頭が月心清水になるのだろうか。種蒔山が見えている。若干砂礫地の見晴らしの良い所。910mブナ林の斜面。1070m11:06右手の尾根が次第に近づいてきた。僅かにジグザグの登りとなり、左側にテント1張りのスペースがあり、1,080m2,957歩11:07月心清水到着。「月心清水100m一服平2km」の標識とお地蔵様があった。50秒で清水。2962歩2:30発3:30着。2968歩。正木さんからいただいたplatypus水筒、折畳式の水筒、栓ではなく螺子を回して使うことが多い。蓋が二重になっている性かもしれない。水よりも酒を入れるのに良いかもしれない。水筒は途中で水を補給しつつ何度も使うがアルコールは飲んでしまえばなくなるし、中途半端でとっておくことを考えるとこれはいけるかもしれない。ただパッキングのことを考えると四角が良い。

月心清水の地蔵尊

11:56下山開始、3,002歩。870mに古い菱形の「次郎新道」標識がある。ここから登山道は右に折れて下る。ここから下の道・取水施設・工事用のプレハブが見えた。850mに「月心清水1km」標識通過。まだ身体がこなれない、今日程度の運動量では不足しているのだろうか。 13:11〜15自転車に乗る。580m5,643歩。トンネルの中は真の暗闇、真中に側溝が入っているので気をつけないと転倒の恐れがある。車が近づいてくる音がする。自転車を降り凸凹の壁に身を隠す。トラックであった、私のヘッドランプに気づいてくれたらしく、ぎりぎりでうまく通過してくれた。かなりの恐怖感である。13:29トンネルを抜ける。6,860歩13:50駐車場。距離計を0に戻し13:54発。0.9kmで「重要文化財、五十嵐家住宅」10.0km14:14国道459号、29.7km14:44津川で国道49号線、三川を通り、57.3km15:17赤谷分岐通過、98.5km15:17国道113号、126.6km16:24自宅着。