登山者情報414号

【1999年06月26日/石転ビ沢〜梶川尾根/那須野政夫調査】
石転ビ沢ルート
地竹原からところどころに残雪あるが梶川出合までは夏道を行く。落合のへつりが崩壊で狭くなっているので、通行注意。梶川出合のスノーブリッジは崩壊し、梶川が顔を出し、上部・下部の残雪がいやらしいのでコース取りに注意。梶川出合から夏道に進むと少し残雪はあるものの特に問題なし。梶川出合から約300メートルで雪渓に乗れた。
石転ビノ出合の右岸で水がとれる。石転ビノ出合から上部からは安定した雪渓上を行く。草付き(中の島)までの問に落石の発生危険と転石が多いので、人為落石等にも要注意のこと。
草付き(中の島)は約140メートル顔を出した。両サイドの雪渓はクラックが入り始めたので要注意のこと。梅花皮小屋は解体され使えないので注意してください。

梶川峰ルート
扇の地紙に残雪はあるが特に問題なし。梶川峰の直下の雪渓は約100メートルある。梶川峰の直下から滝見場までの登山道には残雪はほとんど無く、特に問題なし。五郎清水は手前の岩が崩壊し、途中に急傾斜の残雪があるため近づけなかった。この日は使えなかった。
滝見場から湯沢峰の上り返し鞍部までの間にブナの倒木、おれた枝が五箇所登山道に散乱していた。
セルラーのアナログ携帯電話は滝見場より上部で使用可能であった。