【1999年10月9〜10日/湯の平温泉〜オーインの尾根〜 梅花皮小屋/小林元一調査】
メンバー5人:男性1人小林(50代)・女性4人(40代1・50代3) 新潟市小針南台 出発 4:55 -- (1.35) -- 掛留沢 駐車場71k 6:30、朝食の後 出発 7:10 -- ( 北股川のつり 橋を渡ってからまだ気の抜けない道が続く、1.00 )-- 湯の平温泉 500m 8:10、登山者カード記入 出発 8:20 -- 長い鉄ハシゴ・鎖の下がった岩場、コース最大の急登。ザック13〜15kg。風はないが、気温が低く汗はあまり出ない。 振り返れば、はるか下方に清流飯豊川、右に北股川の流れをはさんで赤津山--鳥居峰(標識あり) 884m9:15 --道は まず緩やかに下る。右手に大日がググッと近く姿を現わし、前方に北股〜梅花皮〜烏帽子〜天狗、そして、やがてお西 の小屋がシッカリ確認出来るようになる。キバナアキギリ・ミヤマママコナ・アカミノイヌツゲ、ミヤマアキノキリン ソウの根生葉が葉柄がやや幅広になって長めだということを勉強しました--10:30小さな鞍部で正面と左の踏み跡に ビニールひもで通行止めのマーク、右をたどると沢筋状(雨の時はかなりの流量があるのではないかと思われる)の道が やがてぬかるみとなり、やぶっぽい樹林帯を抜けると 滝見場(標識あり)到着 1,100m 11:00。左手に藤十郎山〜胎 内尾根の二の峰。--寅清水(標識あり)11:30--少し歩いて池の端の草付きで昼食とする。11.35〜12.10。オニヤン マが警戒して巡回。--この間、道脇に池が二つほどある--中峰 1,365m 12:30 。紅葉はあることはあるが、この時期 にしてはぼけている。-- この間を「オヤマボクチの尾根」と覚えておきたい。登山道沿いに沢山ある明るく大きな薄茶 色の実が、丁度、近ごろの「チャパツ頭」に似てとてもカワイイ!ミヤマウツボグサ・ヤマハハコのドライフラワー。 ハクサンフウロ・ミヤマキンポウゲが各一輪。--二股(洗濯平分岐)1,790m14:15・標識なし、洗濯平への道はビニ ールひもで通行止めのマーク --北股への最後の登り、深く茂った笹薮で足元が見えず、笹の葉で顔・首・手・腕など傷 付け易い。タカネマツムシソウ--北股岳2,025m15:05、ここまで最高の天気に恵まれ、この山頂で乾杯しようと楽しみ にしていたが、着いた頃から急に冷たい風が強くなってきたので急いで梅花皮小屋へ下る--この途中にもタカネマツム シソウ-- 梅花皮小屋 15:25 。事前情報聴取で電話でお世話になった小国山岳会事務局の高橋さん(その節は大変有難 うございました)から、大混雑の小屋のなかでスペース配分の指示をして貰ってなんとか夕食の場所を確保。管理協力 費@¥1,500。この日同宿は約60人と聞いた。新築の小屋は快適、水洗トイレも有難い。多勢いたお陰で2階はあたたか い。就寝5:40 ( 二 日 目 ) 起床 4:40 まず日の出を見ようとカメラだけ持って霜柱の道を北股の山頂近くへ。5:35梅花皮岳左手の水平線上に美 しい日の出。再び小屋に帰って暖かい朝食。出発 6:50 -- 北股岳 2,025m 7:15〜7:30 、360度の展望が素晴しい。赤津・藤十郎〜二王子〜胎内尾根〜杁差小屋〜梶 川尾根〜遠く鳥海・月山・朝日〜眼下に石転び〜ダイグラ・本山〜烏帽子〜お西〜大日〜烏帽子〜蒜場と時の経つのを忘 れて見入る --二股7:50、この頃すでに日は高く登り日差しが強い-- 中峰 8:30 -- この間の歩きは長い。10:30 ようやくこれを登れば鳥居峰 かと思ったら、道は山頂を巻いて赤津側の日陰の斜面をトラバース、涼しいが滑りやすい --もう一つ小さなピークに騙され後、10:45ようやく 鳥居峰着 -- 湯の平温泉 11:25。飯豊川の 河原に降りてゆ っくり昼食。回りはハイカーが多く、大盛況。 出発 12:20-- 北股川つり橋430m12:45--北股平〜山の神平-- 掛留沢 駐車場 13:35 出発 13:45 --加治川ダム14:10--新発田・あやめの湯入浴14:50〜15:35--新潟市小針南台着16: 50 以上