登山者情報429号

【1999年10月24日/長井〜祝瓶山荘〜桑住平〜赤鼻〜祝瓶山〜赤鼻〜桑住平〜祝瓶山荘〜長井/青木カズオ調査】

 長井を6:45に立って祝瓶山荘に7:50に到着。長井〜山荘間は紅葉狩りにはまだ早い。山荘を8:00に出発する。 下の方は薄日がさしているが頂上付近はガスがかかって見える。 途中、直登コースが危険であることを表示した看板があったので赤鼻コースを登ることにした。 
 途中で、赤鼻コースを下山してくる登山者に会ったが、登りは直登コースを登ったとのこと。途中足場が崩れていて大変な箇所もあったが、何とか登れたとのことであった。ただ、下りに使用することには危険を感じたので、赤鼻コースを採ることにしたとのことである。 
 登る途中の景色は、まだ紅葉が始まったばかりという感じであった。 赤鼻の分岐を過ぎて途中の尾根を登っている間も頂上付近にはガスがかかって見える。下山者に聞けば頂上はガスで何も見えなかったとのこと。下から見ていると今にも晴れそうでなかなか晴れない。11:30頃、頂上目前にして、寒いし腹もへったので昼食をとりながら様子を見ることにした。
 ガスで湯を沸かし、みそ汁等を作って飲みながら、十分に身体を暖めて待つこと1時間、ようやくガスが晴れてきたので急いで頂上をめざした。 頂上からは360°視界が開けていて、さっきまでの天気が嘘のようである。大朝日岳の方角は、頂上が時々しか姿を表わさないが、まあまあの眺望であった。飯豊、吾妻の方角は、逆光と霞がかかっているせいで、見えにくかった。
(追信1)11月3日、木地山ダムの先まで行って来たが、紅葉真っ盛りであった。
 (追伸2)11月6日、同じく木地山ダムの先まで行って来た。茶色になる葉っぱがやや増えてきた。今度の日曜日が紅葉の限界であろう。この日は気温も暖かく(18℃)、雪の便りも当分は無いように思えた。
 両日とも、昼頃になると頂上のガスが晴れていたので、晴天の日はそれなりに眺望が期待できるのかも知れない。
KAZUO.AOKI <ja7gfnka@jan.ne.jp>