登山者情報442号

【2000年03月05日/百石山/木内茂雄 <moyu@jan.ne.jp>調査】

3月5日午前9時35分天気予報とは違って晴れているのでカンジキを出して直ぐ裏山を登り出した。一段と凄い雪量となっている。唯、暖かいのでザラメ状になっているので少ししか沈まない。天気が良いので以前見た処でタヌキが又、ヒナタボッコしていないかと
見回したが期待を裏切った。冬の間楽をしていたのか、足を持ち上げる時に腹の贅肉が胸に当たる様だ。息は少し切れるが、休まず稜線に出れた時は40分経っていた。そのまま歩き続ける。既に長袖の薄いシャツになっている。傾斜の緩い処で息を整え、最後の急登を一気に登った。
下から1時間かかった。飯豊はと見ると鉾立辺りは見えるがその他は雲の中である。しか、朝日は全貌を見渡せる。そして、雪の量は昨年を遙かに凌いでいる。4メ−タ−あたりに結んで印を付けて置いたビニ−ルヒモが隠れてしまい基準が無くなってしまい見当がつかない。大変な積雪だ。見下ろすと我が伊佐領は眼下に手に取る様だ。下山は一直線おりた。