登山者情報483号

【2000年07月29日/石転ビ沢/高橋弘之 opty@ic-net.or.jp調査】

飯豊山荘の駐車場に車を止め歩き始める。ゲ−トの脇を通りもぐり橋を渡る。渡ってすぐが梶川尾根の登り口だ。そのまま車道を20分程で道分かれる、左がダイグラの登り口右へ10分で車道の終点砂防ダムに到着。
ダムの階段を登りブナ林の登山道を歩く事30分。通称うまい水の水なし沢につく。石の下から冷たい水がわき出していて、日陰にもなっていて休むにはいい所で、いつものとおり朝食とする。
15分程歩くと雪の上を30m位歩き、右手にピンクのテ−プの所から夏道に上がる。
さらに20分程で梶川の出会いにつき、スリル満点の雪の上を歩き、梶川を飛び石で渡り雪の上に上がり出会いめざし雪の上歩く。
石転ビノ出合200m位手前左手の方から沢水がきてる所が穴があき薄くなってるので、雪の上でなく右側の土石流の上を歩く事。
石転ビノ出合は広い雪原になっており、まっすぐ続く門内沢に迷わない事。左手の大岩のある方の雪渓が石転び沢で大岩の所の清水も使えます。大岩の山頂に向かって右側の雪渓に、大きく穴があいてますので注意して下さい。今回はすぐ脇の土石流の上を歩く事ができました。
40分程登ると、左手の方からきてる沢がホン石転び沢で、ここも雪が続いてるのでガスられた時迷わないこと、左岸の水も使用できますが注意して下さい。
急斜面の雪渓を登ること40分位右手の方が北股沢で、ここも雪が続いてるので迷わない事、黄旗を目印に雪渓の急登が70m程で中ノ島(草付き)に取り付き。中ノ島(草付き)は足元にハクサンコザクラが咲き乱れ、踏みつけないように注意する事。
登る事40分小屋直下のテント場に上がると小屋は目の前。最後の登り60m。半分は雪の上を歩く事になるので滑らないように注意して、昨年新築の梅花皮小屋に着く。
水洗トイレの快適な小屋だ。利用者は是非トイレットペ−バ−を持参してもらいたい。気づいた事で雪渓を登ってる登山者の殆どが足元を見ながら登っていた。いつ落石がくるか分らないので顔をあげて注意して登ってもらいたい。日曜日梶川出会いの迂回路ができたのでそこを歩くようにしてください 。