登山者情報542号

【2001年06月17日/日暮れ沢〜竜門岳〜大朝日岳〜古寺山〜日暮れ沢/保科輝雄調査】

日暮れ沢小屋前で水を汲み6時出発、途中のゴロビツの水場は雪に埋まっていて近くの雪渓から少しちょろちょろと出てる程度でした。清太岩山に行くまでちょっと急な雪の斜面があったが下りの時に気をつければさほど問題はない。稜線に出ると主稜線はすっぽりガスの中に入ってしまった。風が強い。ユウフンからしばらく行って竜門岳に登る時雪がだいぶ残っているのでガスが出ると登りは別に構わないが下りの時ルートを見失いやすいので初心者の方は要注意。そして8時47分竜門小屋着。水は小屋の前に水がこんこんと出ています。大朝日の金玉水と銀玉水はあまりあてにならないのでここで水を2リットルくらい汲んで行く。 9時12分竜門小屋出発。稜線上にはさまざまな高山植物が咲きみだれている。しかし相変わらずガスの中で風が強い。そして10時30分頃になると少しずつ青空が見え始めた。
11時10分大朝日小屋着それから山頂に行ってきて小屋で食事をして11時50分出発。途中の銀玉水は大丈夫でしたが金玉水のほうは雪の中であった。それから古寺山を過ぎその辺りから急に下る手前で休憩しているとそこには雪がまだ多く残っていてさっき追い抜いた一人の中高年の方が来て、ここから登山道に下るのに雪の上をそのまま行くので声をかけたらビックリして戻ってきた。そこから急な下りになる途中の三沢清水も大丈夫でした。そして3時20分日暮れ沢小屋無事到着その頃にはすっきりと晴れ渡っていた。ちょうどその時竜門に登る時追い抜いた登山者も到着していた。
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ゴロビツ手前のブナ
ヒナウスユキソウ
イワカガミ
中岳付近から大朝日岳
銀玉水下から大朝日岳
小朝日岳