登山者情報593号

【2001年10月21日/奥胎内コモンド沢〜ウドのクビレ〜890m峰 (〜大熊小屋・〜一本松ヘ続く尾根)/小林元一調査】

新潟県側からの飯豊ルートのワリと知られていないコースを歩いてきました。まだ薮ですがここから杁差岳へ上がったら面白そうと興味をそそられます。
小針発6.10--コモド橋手前登山口駐車場着7.30、320m、朝食おにぎり1個、出発7.50--沢沿いに少し歩いた後、尾根に取り付く、最初の急登が一段落8.05、410m--やわらかな秋の朝日が林をぬって横からさす。汗が出てきたので長袖Tシャツ1枚の夏姿となる8.15、480m-- 空堀のような溝を超えて別の尾根(登山道なし)と合流8.20、540m--雑木林の中を落葉を踏み締めながら緩やかに淡々と登る--大きなブナの木8.30、610mすぐ主稜線、T字路(リョウブの木に紅白のビニールヒモ)--左手に展望、きれいな三角の山630m--緩やかな下り。へび!体長20・強、全体に黒いが首の付け根だけ黄色、なんとオシャレな!まるでヒト気のない山中ではなぜか親しみを覚える--今度は右手に展望。風倉か?正面眼下にダム--急登で邪魔なのでストックをザックに入れていたが、道脇の斜上する木に引っ掛かってウルサイので取出す--小さなピーク700m、少し下って「ヤカン」の広場9.03。鳥坂への尾根と手前大熊尾根への尾根を確認--ウドのクビレ、沢は涸れていた、岩組がカッコイイ枯山水--少し先に行って左手に尾根取り付きを見つける--道は案外分かりやすい。一登りして「若五葉のピーク」(自己流名称)9.20、770m--斜面一帯が紅葉のブナ林。秋のやわらかな日差しと静寂9.25、790m--左を目指したいが、道がない。探すと右先に真新しい赤い布9.44、830m--ここからブナ林の急斜面を登る。足元は細かい木の根でふかふか。登り切ると前方に開けた展望。左から前杁差岳〜杁差岳・同小屋〜鉾立〜アゴクのギザギザ。右手前に鳥坂峰9.50、870m--アゴクが大きく下った向こうに胎内尾根の一の峰とニの峰!--途中、地図確認--刈払いされた展望の広場9.55、890m。左手に見えるのは黒手ノ峰か?--この先、道はヤブの濃い稜線を避け左山腹をたどる。ナタ目と布・ビニールテープが頼り--登りにかかって途中、道は更に左へカーブ10.08、860m--次第に薮がひどくなる。道のまん中に折れた幹が三角になって通せんぼのように塞ぐ。その幹に紅白のビニールテープ10.40、830m--木をまたいだり潜ったり、何とか次のピークに登りつく。ここにもテープ10.45、850m--大きなブナの木。地上3m位の位置に幹中央に向こうが見えるほどの穴。ここでいよいよ刈払いが無くなり、引返すことにする10.50--折れた幹が三角になって、その幹に紅白のビニールテープ11.02--大きな倒木がそのまま木道になっている11.07--道を塞ぐように斜上する木にビニールテープ860m11.15--展望のピーク、布リボン2本、ビニールテープ2ケ所。腹が減ったと言うより歩き疲れたのでここで昼食とする890m11.20(*ここが大熊小屋への分岐か?未確認)--出発12.05--足場の悪い山腹トラバースの後、稜線に出て、門かぶり松の展望
ピーク(自己流名称)。はるか左下の沢の底に日に輝いてパッチリと青っぽい小屋?が見える!大熊小屋!?(未確認) 正面には杁差岳〜門内〜アゴク〜鳥坂12.25、890m--ぶな林の斜面を一気に下ると分水嶺の様な溝--ぶな林の下り。ぶなの幹にヒダノ・スギハラ・カトウ等と彫り込んである810m12.40--「若五葉のピーク」(自己流名称)12.50、770m--ウドの沢に降り立つ12.55、680m--ヤカンの広場(自己流名称)でコーヒーブレイク12.58〜13.10--T字路、コモンドへ左折13.25、610m--空堀を超えた。いよいよ最後の急下り、さあ気を引き締めて13.35、530m--沢の水辺に降り立つ350m13.47--コモンド橋駐車場着320m13.55。出発14.05--胎内スポーツセンターで橋を渡る14.18、9k--新発田バイパスに乗る15.00、33k--黒埼IC15.23、62k--小針自宅着15.30、65k
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