登山者情報699号

【2003年05月04日/祝瓶山/齋藤弥輔調査】

  xと二人で登ろうと決めていたが、朝になってxの体調が悪いと言うことで、 一人で行くことになった。大石橋の駐車場に着いたらこれから大朝日岳に登ると言う平田夫婦と会った。その他にはぜんまい採りの3パーテイが我先と急いで山にはいっていった。6:25 準備が出来たので平田さん達と出発し、分岐で別れて祝瓶の登りに着いた。7:10 鈴出の水場を通過、8:00 対岸で轟音と共に雪崩れが起こりしばし眺める。ブナの新緑もこの鞍部付近まででブナ林の中にまだ雪が残っている。9:00 一の戸到着、後から登ってくるパーテイを確認するここの石楠花はまだ咲いてはいなかった。9:33 大玉分岐通過9:45 祝瓶山頂到着。
 ここまで登山道には7〜8箇所の雪が残っているが危険と思われる所はなかったと思う。咲いていた花はイワウチワ、タムシバ、ムシカリ、ムラサキヤシオツツジ、カタクリ、ウスバキスミレ、マンサク、ショウジョバカマ等であった。
 この山頂は360度のパノラマを楽しめるのだが今日は飯豊の山々が霞んでぼやっとしか見えないが朝日連峰と眼下の祝瓶山荘とその側に咲く桜が満開に咲いているのが見下ろされた。写真を撮ったり、昼飯を食べたり、昼寝をしたりで12:15まで山頂にいて下山した。14:00 大石橋に到着した所で今年我々の山岳会に入会した小原ちゃんに会った。車に乗り無線で大朝日に登っている平田さんを呼び交信すると平岩山付近を頑張ってのぼっているということであった。