【2003年06月22日/捜索/井上邦彦】
本隊が入る前に、遭難現場を確認してきた。04:30上の砂防ダム発、04:48うまい水を通過する。地竹沢は雪に上がらなくても大丈夫になった。04:58近大慰霊碑を通過し、05:01雪渓に上がる。滝沢出合付近の左岸沿いの窪みが次第に顕著になってきたので、今後の通行は注意が必要になる。右折して梶川出合直下、前日の報告どおり雪渓の中央に穴が開いている。左岸の大岩から直登して雪渓の頭頂にあがるが、雪が硬く、カッティングを余儀なくされる。すり鉢上になっているので、滑落すれば穴の中まで落ちる。ハイカーレベルではこの部分の通行は無理である。梶川出合を過ぎたら、すぐに夏道に入るのが正しい。大岩の間を抜けるが、いったん雪渓にあがり、すぐ夏道の急登となるが、雪渓に上がる部分がやや嫌らしい。そのまま夏道を進めば、遭難現場に到着する。
私は、沢と雪渓を覗きながら、左岸を登り、現場すぐ下流から右岸に移り、右岸を下ったが、特に梶川出合直下は冷や汗ものであった。
上の砂防ダムから | 地竹沢から地竹平 |
サンカヨウ | 梶川出合直下の全景 |
梶川出合直下の穴 | |
梶川出合上流 右岸から | 梶川出合上流 左岸から |
梶川出合上流の下部 | 梶川出合上流の上部 |
梶川出合上流の下部 | 梶川出合上流の上部 |
梶川出合上流の上部 | 梶川出合上流の下部 |
新たに開いた穴と、梶川上流を見下ろす | |
新たに開いた穴 | 現場を遠望する |
事故現場 | |
事故現場付近の崩壊 | |
現場に降りて雪渓を覗く |