登山者情報727号

【2003年07月02日/梅花皮沢捜索/井上邦彦調査】

前夜は飯豊朝日を愛する会総会に出席のため川入荘に宿泊した。04:00頃、こっそりと起き出して梅花皮沢に向かった。砂防ダムには雪渓の注意を促す看板が設置されていた。順調に歩いて、地竹原を過ぎた所から雪渓に入る。滝沢出合付近の左岸は雪渓が薄くなり水音が聞こえている。慎重に左岸に渡り、梶川出合下の崩壊地を捜索する。転石の亀裂は前回より顕著になっている。梶川出合上の崩壊地を捜索し、夏道の途中から雪渓に入り、崩壊地の様子を見ると、現場までの間の雪渓がズタズタになっていた。雪渓を左岸沿いに遡るが、途中危険と判断し、河床を歩いて再び雪渓に上がり、事故現場に到着する。
事故現場から梶川出合までは夏道を下る。そこから雪渓を下り、地竹原の雪渓末端を慎重に左岸沿いに進み、朝で水量が少ないことを良いことに、膝下まで水に漬かって中洲に出る。中州を遡って捜索し、さらに右岸側の本流を捜索しつつ下る。地竹沢下流で左岸の夏道に戻り、下山する。本日も手掛かりなし。

砂防ダム登山口にて 砂防ダムより
地竹原を望む 地竹原雪渓末端
地竹原雪渓末端
雪渓末端を上流から見る 梶川出合下の崩壊地
梶川出合下の崩壊地
梶川出合下の崩壊地
梶川出合の亀裂 梶川出合上の崩壊地
梶川出合上の崩壊地
梶川出合上の崩壊地 新しい崩壊地から事故現場
新しい崩壊地
新しい崩壊地
事故現場から下流を望む 事故現場
事故現場