登山者情報824号

【2004年06月20日/倉手山/井上邦彦調査】

今回は、当町にある基督教独立学園の生徒達と一緒に倉手山を目指した。メンバーは私を含めて9名。天狗橋の袂に1台車を止め、登山口に戻る。車が5台程度止まっていた。雨が上がったのでカッパを脱いで、12:10駐車場を出発した。最初は階段状の急登である。非常に蒸し暑くサウナ状態、汗がしたたり落ちる。12:36-41展望台で一息入れて、倉手山を見上げる。休んでいるとスズメバチが1匹近づいてきて地面に止まった。近くに巣があるかも知れない、早々に移動をする。途中で登山者数パーティとすれ違う。
13:08-14、780m峰に立つと大境山・枯松山を始め、まだ白い飯豊連峰が姿を現す。13:26-14:05水筒を手に水場に向かうが、途中で踏み跡がなくなった。沢に下り水汲み場を整え、登山道を整備する。分岐に標識はないので分かりにくいかもしれないが、水場までの登山道は迷うことのないようになった。
再び急登に汗を流し、14:22-15:29倉手山々頂952mに到着する。飯豊連峰の主稜を背景に記念写真を撮る。石転ビ沢は中ノ島(草付き)が確認できた。水場で汲んできた水でトン汁を作る。食べている最中に雨が降ってきたので、フライを張る。
カッパを着て下山を開始する。山頂から南に伸びる登山道を進むと左手にまだ雪が残っていた。893m峰を登ると、尾根沿いのコースは踏み跡程度になり、右下に明瞭な登山道がある。ここからはひたすら下る。足場の石を落とさないように身長に下る。やがて天狗橋や天狗平ロッジ、車道が真下に見えてきた。
16:23車道に降り立つ。下山口には「倉手山」と書かれた標識が下げられていた。橋の袂の清水で喉を潤し、車に乗り込む。登り口で学園の皆さんと別れ、帰宅。

今回のコース(乱れているラインは水場)
780m峰を越えて 水場にて
倉手山々頂 石転ビ沢遠望