登山者情報845号 投稿

【2004年08月13日/古寺〜古寺山〜大朝日岳〜鳥原山〜古寺/吉田弘調査】

8月13日、初めて大朝日岳に向かう。3:00仙台発・R48・R112・県道27・真室川小国大規模林道で古寺鉱泉へ、オリンピックの日本対パラグアイ戦をラジオで聞きながら、4:40分道の駅西川で食事気温15度車から出ると肌寒い、天気は快晴、やっとライトを消して県道27へ左折5:40古寺鉱泉着人影無、車20台ぐらい、全面舗装路の快適なドライブであった。
6:00鉱泉発、寒い気温は15度以下だ2組追い越して、7:00花抜峰・一服清水・三沢清水経て、7:45古寺山、展望が開ける。先週まで3回入山し、4コースを踏破した葉山に見入る、西から見ると反対から見る月山のように穏やかに見える爆裂口をすっぽり隠しているようだ、太古の昔の雄大な山容を想像し一人悦にいる。8:15小朝日岳、目指す大朝日を見ながら食事、リンドウが咲き始め秋を感じながら銀玉水を通過、このあたりまで来ると名残を惜しむ花が迎えてくれる、あいにく花には疎い、わかるのはアザミ・リンドウとウスユキ草くらい。草木復元工事の登山道をとおり、9:15大朝日小屋、管理人さんが夜具を干している、いっしょに周囲の山を見ると遠く北東の山を訪ねると山形秋田にまたがる神室連峰とのこと、いろいろ教えていただいて、9:30念願の大朝日岳山頂に立つ。天気は快晴360度の大パノラマ気温は10度くらいか?、南の眼下に6月12日山開きで来た平岩山や祝瓶山、吾妻・飯豊連峰が見え、小国の五味沢、徳網?も見えている。東は蔵王・船形・神室連峰が仙台の泉岳も見える、毎年1.2月は泉の山頂から朝日に白く輝く朝日連山をいつも眺めていた・・感無量である。北に、葉山・月山・鳥海。西に西朝日・以東方面の山々今シーズン最良の登山・・思わず万歳。目と腹をいっぱいにし、10:00山頂を後にする途中、幕営地の整備中の小屋管理人さんに挨拶をして往路を下る小朝日への登りで右腿つりそうになる、涼しさで水分摂取が不足かも?ザックからクエン酸水(3グラムを0.5リットルの水で溶いたもの)を少しずつ飲みながら。11:05小朝日岳どうやら足は大丈夫のようだ、今日はナカツル尾根に人影はついに見えなかった、ここから鳥原山へ下る、すぐのロープ場で10人くらいのパーティとすれ違う関西弁だ、次々登ってくる話をしてみるとほとんどが関東方面から来ている、小屋は満杯になりそう、少し暑い。12:00鳥原山、静岡から来た人が大の字になっている、低い北アルプスのようだと感想をはなしてくれた、最後の展望をを楽しんで、12:20鳥原小屋・古寺分岐、標柱にダンボールにマジックでがんばれ鳥原小屋あと500mと書いてある思わず一人で吹き出す。ここからは、会えば熊さんと思い鈴をつけ古寺へ向かう、すぐ広葉樹林帯となり日光直射を受けなくなり快適な道進む、合間から大朝日に別れを告げ。12:45田代清水、水量はすくないが枯れることはなさそう水受けに桶もある、顔を洗う。13:00畑場峰・ぶな峠分岐、ここからの樹林帯は快適だ、笹がなく多種の広葉樹があり路も杜の散策路のようにひろい3mはある、太いぶながまばらにある、ストックで計ると太さ1m超が多い鼻歌気分だやがて沢音が聞こえ、13:45古寺鉱泉にでる、薪の煙が立ち上り風呂へどうぞとさそっている。登山道・水場・標識とも良く整備されている、しかし気温が10度以下の装備がひつようと思う、雨・ガスのときは要注意だ。帰路、朝日鉱泉登山口を確認し、登りナカツル尾根,下り平岩・御影森を頭に描く。今年31回目の日帰り登山は、山に感謝して無事終了。