登山者情報896号

【2005年04月03日/百石山/齋藤弥輔調査】

5:30に目が覚めカメラバックに少量の行動食を詰め込み、百石山に向かう。 旧小学校のグランドに車を止め、かんじきをはいての5:55スタートである。東の山から日が差してきて、対岸の岩向山が赤く染まっている。
スタートしてすぐに杉林があり、100m位で砂防堰堤があるが右岸を回り込み進んで、今回は右側の尾根を登った。(登山道は沢沿いの杉林)6:30百石山の肩の尾根に到着、朝日を浴びた飯豊連峰が見えてきた。ここで一息いれて、尾根を山頂に向け進むが、途中に熊の爪あとが残っている、山なしの木がある。
6:55山頂到着、眼下に伊佐領の集落が横川の流れと、国道113号線に沿って見え、手前に岩向山がど〜んと居座り、その後ろに小国の山々その奥に飯豊の山々が全山見渡せる。この百石山は天候の良い日に登ることを進めたい。そうすればこの眺めが体験できる。
山頂までにけものの足跡はウサギ、狸、そしてカモシカの足跡は堰堤を過ぎてから山頂まであったが会えなかった。30分位山頂で三脚を降ろして写真撮影をして下山を7:30に開始して8:00登山口の車にまで戻った。
今回は季節柄、送別会等が連日続いており、体の中の毒を抜き去るために一人で行ってきましたが、仲間とワイワイ言いながら楽しみながらでも、気軽に(天候の良い日)冬山を楽しめる598.8mの山である。

足跡 陽が差し込む
足跡 山頂からの展望
飯豊連峰のパノラマ