あざみ山遊会

2018年11月10日
 天気予報は目まぐるしく変わる。出発時は小雨でも途中から晴れてくるらしい。8時に役場に集合した時は、ほぼ霧雨状態。コンビニで食料を買い出し、予定通り国道113号を西進して高坪山に向かう。ところが途中から雨脚が増し、登山口に到着した頃は本降りとなった。スマホで雨雲の予想を再確認すると、雨の帯は東進ではなく北上している。つまりこの後も雨は降り続く予報に変わっていた。
 メンバーからは「徳網山!、百石山!」などの声も出たが、小国町内も雨の予報であるし、下山後の温泉も思考えなくてはならない。吾妻方面も宮城県鏡にも雨が降るようだが、何故か南陽市高畠町付近が空いている。既に時刻は9時、日本海側は諦めて、入浴時刻を考慮し「一念峰」に向かうことにした。
 小国町内を抜け川西町に入ると、雨は降っていない。登山口の上海上集落に到着し、運転をしてくれた加藤君と分かれ、登り始めたのが11:06である。登山口の標高は300m、山頂が470mなので標高差は僅か170mにすぎない。
 晩秋を思わせるどんよりとした雲の下、賑やかに登る。尾根上に出ると奇岩の数々が出てくる。天狗相撲岩に荷物を置き、ザックから非常用のロープを出して山頂に向かう。山頂である紙飛ばし岩の取り付きで、一番不安げな様子の1名に簡易ハーネスを作りロープでつなぐ。ロープで確保しながら私のすぐあとを来てもらう。一度このコースを経験しているEAGが、みんなに通過方法を教えてくれるので助かる。高度感のある岩の隙間を腹ばいになって通過する。続いて鎖を掴んで山頂によじ登る。
 山頂からの展望は素晴らしい!「そろそろ下山」と声をかけても、「もう少しここに居たい!」と、360度の眺めを十二分に満喫していた。再度、腹ばいになって天狗相撲岩に戻り、熊汁ラーメんを食べ、最後は浜田広介記念館脇にある「むくどりの夢館温もりの湯(なんと料金は300円!)」で入浴した。

今回の軌跡
ようやく登山開始です
よじよじ
笑顔が晩秋の山肌に響きます
展望が開けました
さらに登ると
素敵な奇岩が迎えてくれました
さらに進みます
梯子と鎖が待っていました
よっこらしょ
護摩壇岩にて
いよいよ核心部 岩を持ち上げているうちに通って!
忍者スタイルで
大岩の隙間を通り抜けます
結構 怖い
山頂に到着
足が震える
素晴らしい眺め \(^o^)/
漫勉の笑み
山頂からの展望
いつまでも眺めていたい
下山の時間ですよ
鎖を掴んで
高度感いっぱい
緊張感を楽しんでいます
次は私の番
降り始めが怖い
叫ぶ人?
余裕のある人
テラスに集合
ガッツポーズが出ました
帰りも岩を潜ります
隙間を潜るメンバーの表情
やっと出れた
カエルの心境です
スリルがありました
安全な所で後続を待ちます
こちらはお手本
全員無事に通過できました
山頂の紙飛ばし岩の前で
楽しい昼食
下山です
かえる岩にて
落ち葉を踏みしめ
ふりかえります
機織り岩にて
雲岩
地蔵岩
無事に下山しました
お風呂上がりです
私達の登山には 温泉がつきものです

おわり