ヤラシャンポ峰登山隊・トレッキング隊第1回準備会議・訓練について(ご案内) (兼平成18年度第2回海外登山委員会) 2006年09月30日 |
拝啓、いよいよ秋も深まって参りました。北からは初雪の便りも聞こえて参ります。会員各位にはご健勝の事とお喜び申し上げます。 |
ヤラシャンポ隊員募集の案内20060928
ご 挨 拶 会長 大 瀧 潤 二 2001年夏、山形県山岳連盟創立50周年を記念して挑んだ聖山ヤラシャンポ峰登山は、未踏の頂に立つことは出来ませんでした。 以来、海外登山委員会が中心となって調査研究を重ね、本年5月に稲泉、高橋の両委員をヤラシャンポ峰偵察に派遣いたしました。 その結果、ヤラシャンポ峰の全貌が明らかと成り。いくつかの登頂ルートを発見いたしました。 2007年9月〜10月、いよいよ登山隊およびトレッキング隊を派遣する事となりました。多くの隊員の参加を切に希望いたします。 又、会員各位のご支援もよろしくお願いいたします。 |
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登山隊・トレッキング隊行動予定 (案) | ||||||||
日数 | 月・日 | 登 山 隊 予定 | トレッキング隊予定 | 日数 | 月・日 | 登 山 隊 予定 | ||
1 | 09/14 | 山形→仙台→北京 | 21 | 10/04 | 氷壁下部ルート工作 | |||
2 | 09/15 | 北京→青蔵鉄道→ | 22 | 10/05 | 同 上 | |||
3 | 09/16 | →青蔵鉄道→ラサ | 23 | 10/06 | 休 養 日 | |||
4 | 09/17 | ラサ滞在・装備準備 | 24 | 10/07 | C3建設 | |||
5 | 09/18 | ラサ滞在・食料準備 | 25 | 10/08 | 氷壁上部ルート工作 | |||
6 | 09/19 | ラサ → 曲徳貢村 | 26 | 10/09 | 同 上 | |||
7 | 09/20 | 曲徳貢村 ⇔ BC | 27 | 10/10 | 休 養 日 | |||
8 | 09/21 | 曲徳貢村 ⇒ BC | 山形→仙台→北京 | 28 | 10/11 | 登 頂 準 備 日 | ||
9 | 09/22 | BC建設・岸壁試登 | 北京→青蔵鉄道→ | 29 | 10/12 | 登頂日・1 | ||
10 | 09/23 | 岸壁ルート工作 | →青蔵→ラサ | 30 | 10/13 | 登頂日・2 | ||
11 | 09/24 | 同 上 | ラサ滞在(見学) | 31 | 10/14 | 登頂日・3 | ||
12 | 09/25 | 同 上 | ラサ滞在(見学) | 32 | 10/15 | 登頂日・4 | ||
13 | 09/26 | 休 養 日 | ラサ→見学→曲徳貢村 | 33 | 10/16 | 上部キャンプ撤収 | ||
14 | 09/27 | C1建設 | 曲徳貢村→BC | 34 | 10/17 | BC撤収準備 | ||
15 | 09/28 | 氷河横断ルート工作 | BC→隆子県→措美県 | 35 | 10/18 | BC→曲徳貢村 | ||
16 | 09/29 | 同 上 | 措美県→ヤムドク湖 | 36 | 10/19 | 曲徳貢村→ラサ | ||
17 | 09/30 | C2建設 | ヤムドク湖→ラサ | 37 | 10/20 | ラサ滞在(隊荷等整理) | ||
18 | 10/01 | 休 養 日 | ラサ→北京 | 38 | 10/21 | ラサ→成都→北京 | ||
19 | 10/02 | 氷壁下部ルート工作 | 北京→仙台→山形 | 39 | 10/22 | 北京滞在 | ||
20 | 10/03 | 同 上 | 40 | 10/23 | 北京→仙台→山形 | |||
◎ 登山隊・トレッキング隊とも、出発日は確定ではありません。 ◎ トレッキング隊の出発日、帰国日は、隊員確定後に相談して決定の予定です。トレッキングコースも同様です。 |
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山形県山岳連盟創立50周年記念登山 中国チベット登山隊・トレッキング隊2007隊員募集要項 |
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2001年7月〜8月山形県山岳連盟創立50周年を記念してチベットの聖山ヤルラ・シャンポ峰(6635米)に登山隊を送りましたがヒマラヤ山脈特有のモンスーンの悪天候に阻まれて登頂はかないませんでした。「再度挑戦」を誓って研究を続けて参りましたが、2006年5月の偵察隊の派遣に基づいて、2007年登山隊・トレッキング隊を派遣することとなりました。多くの皆様の参加を期待いたします。 1 主 催: 山形県山岳連盟 2 名 称:山形県山岳連盟創立50周年記念中国チベット登山隊 3 目標の山: 中華人民共和国チベット自治区(ラサの南東150km) 未踏峰「聖山ヤラシャンポ峰(6635米)」 4 目 的: 登 山 隊: 「ヤルラ・シャンポ峰」の初登頂 トレッキング隊: ヤラシャンポ峰のベースキャンプ訪問トレッキング、ヤルルン地区踏破およびラサ地区の観光 5 構 成: 登山隊、およびトレッキング隊 6 期 間: 登 山 隊 (2007年9月〜10月・40日間の予定) トレッキング隊 (2007年9月〜10月・12日間の予定) 7 隊員資格 (ご相談下さい) * 登 山 隊 * @山形県山岳連盟加盟山岳会員であること(会員外の方は会員となっていただきます) * A冬山登山経験が5年以上ある人 * B目的を達成するために必要な隊員としてのメンバーシップを備えている人 * C登山の準備活動・訓練に参加できる人 * D個人負担金を納入できる人(80万円程度) * E所定の誓約書を提出できる人 * トレッキング隊 * @登山隊の@Bに同じ * A準備活動(5回程度)に参加できる人 * B個人負担金を納入できる人(30万円程度) 8 参加申込期限: 2006年10月30日 9 行動予定 先のページに掲示のとおりですが、隊員の話合いで変更されることがあります。 10 参加申し込み、および問い合せ先 山形県山岳連盟 海外登山委員会事務局 伊 藤 吉 樹 自 宅 〒997−0016 鶴岡市日和田町16−18 TEL・FAX 0235−24−8406 勤務先 〒998=0005 酒田市宮海字新林400 山形県立酒田工業高等学校 TEL・FAX 0234−34−8102(環境エネルギー科) |
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準備訓練等の計画予定(登山隊・トレッキング隊)上部予定より変更になりました。 | ||||||||
年 | 月 | 登山隊予定 | 登山隊訓練予定 | トレッキング隊予定 | ||||
2006年 | 9月 | 隊員募集 | 隊員募集 | |||||
10月 | 登山隊発会式 | 28(土) | 岩登り訓練1 (藤島クライミングボード) |
トレッキング隊発会式 | ||||
11月 | 19(日) | 岩登り訓練2 (仙台市作並・鎌倉山) |
トレッキング原案立案 | |||||
12月 | 以後2ヵ月に1回程度の準備会議開催 | |||||||
2007年 | 1月 | 20(土) 21(日) |
積雪期訓練1 (鳥海山) |
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2月 | 11(日) 12(月) |
氷瀑訓練1 (蔵王・仙人沢) |
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25(日) | 氷瀑訓練2 (蔵王・仙人沢) |
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3月 | ||||||||
4月 | 14(土) 15(日) |
積雪期訓練2 (鳥海山) |
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5月 | 幕営合宿 | |||||||
6月 | 17(日) | 岩登り訓練3 (仙台市作並・鎌倉山) |
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7月 | 13(金) 17( 火) |
残雪高所訓練 (富士山) |
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低圧タンク体験 | ||||||||
8月 | 壮行式・家族会 | 13(日) | 岩登り訓練4 (仙台市作並・鎌倉山) |
壮行式・家族会 (登山隊と合同)隊出発 |
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9月 | 本隊出発 | |||||||
10月 | 登山活動 | トレッキング活動 | ||||||
11月 | 登山活動総括 | トレッキング活動総括 | ||||||
12月 | 報告会 | 報告会(登山隊と合同) |
2006年5月4日 ラサ空港着陸直前に飛行機より見たヤラシャンポ峰北面(南を見る) |
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【ヤラシャンポ新ルート】 2006年06月20日 |
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中国チベット自治区の未踏峰ヤラシャンポ(6,635メートル)に再挑戦する県山岳連盟の海外登山委員会が17日、鶴岡市羽黒で開かれ、先月、現地調査した偵察隊の報告を基に、来年9月から10月にかけて登山隊を派遣することを決めました。 また、山頂への攻略ルートとして、山の東面にある急傾斜の岩場を越えて氷の稜線(りょうせん)を登るコースを第一候補とした。本ルートはヤラシャンポの東面、氷河が削ったU字谷沿いにあり、標高約5,000メートル地点から傾斜の険しい岩場となる。 偵察は、ヒマラヤの天候が安定するプレモンスーンを想定し、5月に行った。しかし、「天気が良いのはポストモンスーン」という現地の人の話などから、9月から10月にかけての時期のほうがより登山に適しているとの感触を得ました。 |
2006年度第1回山形県山岳連盟海外委員会兼海外登山研究会について (2006年05月26日) |
本年5月3日〜23日までチベット自治区ヤルラ・シャンポ峰の偵察をしてきました、稲泉眞彦氏・高橋実氏が無事帰国致しました。偵察隊の調査結果を報告頂きながら今後の予定を検討するため、合わせて両氏の慰労も兼ねて下記の日程で平成18年度第1回山形県山岳連盟海外委員会兼海外登山研究会を開催致します。海外登山委員及び海外登山に興味のある全ての会員に周知頂きます様お願い致します。特に2007年のヤルラ・シャンポ峰登山に参加を考えている方は是非出席して下さい。 記 1 日時 集合: 平成18年6月17日(土)15:00〜 解散: 平成18年6月18日(日)10:00頃 2 場所 羽黒町手向字南野60−2 佐藤一広 別邸 電話:0235−62−3643 3 内容(1) 2006年5月3日〜23日のヤルラ・シャンポ峰偵察隊報告・提案 (2) 2007年ヤルラ・シャンポ峰登山の検討 (3) 海外登山情報交換 (4) 懇談懇親会 4 持ち物 寝袋および登山資料(情報交換用) 5 会費 2,000円(夕食懇親会・朝食費として) 6 連絡先 県岳連海外委員会事務局 伊藤吉樹まで参加の有無をお知らせ下さい。 伊藤自宅電話 :0235−24−8406 伊藤自宅メール :yoshiito@agate.plala.or.jp 7 その他 @参加の有無についてできるだけ早めにご連絡ください。 A各地の銘酒ご持参頂ければ幸いです。 Bお近くの登山関係者にも是非周知ください。 |
ヤルラ・シャンポ、有力ルート見つけた−県山岳連盟偵察隊 (2006年5月24山形新聞より) |
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未踏峰ヤルラ・シャンポのルート偵察を終え、 帰国した高橋実さん(左)と稲泉真彦さん |
中国チベット自治区の未踏峰ヤルラ・シャンポ(6,635メートル)に来年再挑戦する、県山岳連盟の偵察隊が23日、仙台空港に帰国した。山の東側に有力なルートを見つけたが、登山隊の派遣時期については、春か秋かなお検討が必要だという。来月17、18日に鶴岡市内で開かれる同連盟海外登山委員会で調査結果を報告する。 偵察隊員は連盟顧問の稲泉真彦さん(65)=鶴岡市山王町=と、鶴岡山岳会所属の高橋実さん(49)=酒田市坂野辺新田。今月3日に出国し、チベットではヤルラ・シャンポの複数のルート候補を踏査したほか、周囲を車で巡って全体的な山容を把握した。 通常モンスーン(雨期)前の天候の安定する季節だが、ここ1、2年は異常気象で好天が長続きせず、偵察期間中には雪も降ったという。2001年の前回登山隊にも参加した高橋さんは「高い技術を持つメンバーをそろえ、本番に向け十分な準備をしていかなければならない」と語った。 同連盟は01年7−8月、ヤルラ・シャンポに登山隊を派遣したが、モンスーン特有の変わりやすい天候に悩まされて登頂を断念した。今回の偵察隊は、来年4−5月の再挑戦を想定した。 |
2006年03月04-05日 山形県山岳連盟海外登山研究会 |
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3月4日〜5日、予定通り山形県山岳連盟海外委員会兼海外登山研究会を開催致しました。参加者は11名でした。 協議事項として @経過報告 A登山計画の実行への移行 B偵察計画の検討 C隊員募集計画の検討 D後援・資金計画の検討 E偵察隊員・登山隊長等の検討 F海外登山情報交換 等が協議されました。 BE・・・・稲泉眞彦・高橋実の2名を派遣することを決定しました。 |
いよいよヤルラ・シャンポ再挑戦に向けて動き出します。 また、当日は何とか日程調整頂き、出席頂きますようお願い致します。なお、各山岳会事務局には直接郵送致しますが、周りの海外登山に興味のあるすべての方にお知らせ下さい。 |
ヤルラシャンポ再挑戦(2006/2/3) |
平成17年度 山形県山岳連盟第2回海外登山委員会兼海外登山研究会を下記日程で行います。いよいよヤルラシャンポ峰再挑戦の計画が実行に移されようとしております。海外登山委員及び海外登山に興味のある全ての会員に周知頂きます様お願い致します。 記 1 日時 集合: 平成18年3月4日(土)15:00〜 解散: 平成18年3月5日(日)10:00頃 2 場所 羽黒町手向字南野60−2 佐藤一広 別邸 電話:0235−62−3643 ※ 積雪のため手向方面からは通行できませんので、中川代方面からお越し下さい。 3 内容 (1) ヤルラ・シャンポ峰登山の検討 (2) 海外登山情報交換 (3) 懇談懇親会 4 持ち物 寝袋および登山資料(情報交換用) 5 会費 2,000円(夕食懇親会・朝食費として) 6 連絡先 県岳連海外委員会伊藤吉樹まで参加の有無をお知らせください。 自宅電話:0235−24−8406 自宅メール :yoshiito@agate.plala.or.jp 7 その他 @参加の有無についてできるだけ早めにご連絡ください。A各地の銘酒ご持参頂ければ幸いです。 Bお近くの登山関係者にも是非周知ください。 |
2005年10月22-23日 山形県山岳連盟海外登山研究会 (再挑戦 未踏峰ヤルラシャンポ6635m)
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今回集まってくださったメンバーです。 | 地図等の確認をしながら熱い思いを語っています。 |
地図を見ながら、登山ルートなどにつ いて意見を交わす出席者 |
01年登頂断念のヤルラ・シャンポに再挑戦へ−県山岳連盟 |
県山岳連盟(大滝潤二会長)は22日、鶴岡市内で海外登山委員会を開き、2007年春、中国チベット自治区の未踏峰ヤルラ・シャンポ(6,635メートル)に再挑戦することを確認した。来年春に偵察隊を派遣し、詳細なルート調査を行う。 同連盟は創立50周年を記念して01年夏、ヤルラ・シャンポに登山隊を派遣した。しかし、チベットの雨期特有の変わりやすい天候に悩まされ、登頂を断念した。今年4月の同連盟理事会・評議員会で「研究、調査を行う」ことを確認。中国登山協会と連絡を取り合っていた。 登山隊の派遣時期は、雨期を避けて天候が安定する4、5月を予定。期間は40日程度で、隊員は10−15人規模とし、募集する。来年夏にもメンバーを確定し、準備や訓練を経て現地に向かう方針。 この日の委員会では、偵察隊は来年春、前回の登山隊員を軸にしたメンバーで構成し、現地に派遣することにした。「北峰を経由するなど距離の長い前回のルートは変更した方がいい」という意見が相次いだため、偵察隊は主峰に直接向かう3つのルートを徹底的に調査する。 再挑戦は、来年4月に開かれる同連盟理事会・評議委員会で正式決定する。稲泉真彦顧問は「前回の挑戦から引き続き、研究を重ねてきた。中国登山協会からも訪中を促されている。しっかり準備し、挑んでいきたい」と話していた。 ヤルラ・シャンポ 中国チベット自治区の未踏峰。標高6635メートル。区都ラサの南東約150キロ、ブータンとの国境近くに位置し、チベット語で「神の降下する峰」の名を持つ聖山。県山岳連盟が2001年夏、創立50周年記念事業として登山隊を派遣したが、悪天候のため登頂を断念した。 =山形新聞の記事より= |
2005年度山形県山岳連盟海外登山委員会 |
平成17年度 山形県山岳連盟海外登山委員会を下記日程で行います。海外登山委員及び海外登山に興味のある全ての会員に周知頂きますお願い致します。 記 1 日時 集合: 2005年10月22日(土)15:00〜 解散: 2005年10月23日(日)10:00頃 2 場所 羽黒町手向字南野60−2佐藤一広 別邸 電話:0235−62−3643 3 内容 (1) ヤルラ・シャンポ峰登山の検討 (2) 海外登山情報交換 (3) 懇談懇親会 4 持ち物 寝袋および登山資料(情報交換用) 5 会費 2,000円(夕食懇親会・朝食費として) 6 連絡先 県岳連海外委員会 伊藤吉樹まで参加の有無をお知らせください。 自宅電話 :0235−24−8406 メール :yoshiito@agate.plala.or.jp 7 その他 @参加の有無についてできるだけ早めにご連絡ください。 A各地の銘酒ご持参頂ければ幸いです。 Bお近くの登山関係者にも是非周知ください。 |
2004年11月27-28日 山形県山岳連盟海外登山研究会 |
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2001年山形県山岳連盟の第2回目の遠征隊がチベットのヤルラシャンポ6,488mに挑み、2年がたちました。海外の未踏峰に挑戦したいメンバーが、羽黒 佐藤宅に集まり再挑戦の計画を確認しあいました。 11月27〜28日羽黒町で海外登山委員会による海外登山研究会が開かれました。大学生から60を過ぎてチョモランマ(エベレスト)を征服した人まで仕事も年齢も多彩な人たちが、目的を一つにして集まりました。2001年に涙を呑んで敗退した未踏の聖山ヤラシャンポに再度挑戦しょう。次期は出来れば2006年が良い。そのためには・・・・・・ と議論とロマンが尽きませんでした。 |