飯豊朝日連峰の植物達
No.002 エチゴキジムシロ

 飯豊連峰の初夏、お花畑は一面のミヤマキンバイに覆われる。しかし稜線から僅かに下った場所には、そっくりではあるが何となく雰囲気の違う花が咲いている。エチゴキジムシロである。この見分け方に悩んでいたが、図鑑を眺めているうちにキジムシロとミヤマキンバイは葉の形が違うという単純なことに気付いた。さらにキジムシロとエチゴキジムシロの違いは「 本州の日本海側に産し、新潟県以北の日当たりのよい場所に生育するエ チゴキ ジ ムシロは、大きな3枚の葉の次にある2枚の葉がエチゴは小さい か消滅する」とあった。

ミヤマキンバイ
エチゴキジムシロ
エチゴキジムシロ 三本カンバ(1,600m)にて
エチゴキジムシロ 赤芝峡(120m)にて