会員の山行015号

【岩木山/2002年08月17日/木内茂雄調査】

1.期  日  H14年8月17日
2.タイム  津軽岩木スカイラインゲ−ト8:00〜8:25八合目駐車場〜8:55リフト乗り場分岐〜9:26山頂〜鳳鳴ヒュッテ(左下3分位の種蒔苗代を往復)10:50〜11:34八合目駐車場
3.記  録  
ゲ−トに6時に着いたが、開門が8:00となっていたため、此処で朝食をとる。そばの見晴らしの良い広場から岩木山を見上げると、頂上の一部に雲がかかり霧が去来している。本当の山頂をなかなか見せず気を持たせる。ただ、周囲は晴れである。10台以上の車が集まったが開門は早くならなかった。土、日とか祭日などは早く開門にならないものだろうか?。スカイラインはほぼ等間隔のジグザグに登り、69ケくらいのカ−ブで終点となる。
売店横より登山道がはじまり10分も歩くと駐車場とスカイラインが見渡せるようになる。ヤマハハコ、コガネエギク、ハリブキの赤い実などを見つける。30分歩くとリフト終点から来る道にぶつかる。此処で草木から火山岩に変わり、左に曲がり数分で鳳鳴ヒュッテに着く。ヒュッテにトイレがあり、部屋の中は雨が入ったのか湿気っている。
ここから山頂を見上げると時々、霧の切れ間に岩山の登山道を見せる。右に3分も下ると種蒔苗代という小さな沼が有り、ギボウシ、ホツツジ、コガネギク、ハクサンボウフウ、等を見つける。それから終わったキジムシロ、そしてミチノクコザクラの葉を見つける。これはこの山特有の花と説明されていたが、雰囲気はハクサンコザクラに似ており、どういう花が咲くのだろうか?、もう一度来て見たいものだ。オトギリソウ、マルバシモツケ、イワアカバナもどこかで見つけた。
岩場をユックリ登り30分で頂上になる。頂上には岩木山神社の奥の院らしい祠が有り、白装束の数人が何か祈りを捧げていた。気温20度、霧が少し切れた時に日本海らしきものが見えた。この山頂は晴れていると四方見渡せて最高の景色だろう。(山頂には古いがトイレ有り)
此処で飯豊/梅花皮小屋のOTJを無線で呼んでみた、今度は直ぐに応答が有った。4回目で漸く通じ感激する。尚、携帯電話通話可能。
帰りは同じ道を引き返したが、感想としてリフトが30分の所まで来ているので自称“山ヤ”としては物足りない。出来るなら有雪期に下から登ると手応えがあるのだろう。
鳳鳴ヒュッテの由来 奥の院お参り
岩木山々頂 頂上よりハイウェイ終点駐車場
リフト終点 霧の頂上