会員の山行 078号

【2006年07月15日/茅ケ岳(山梨県韮崎市)/木内茂雄調査】

タイム  
 登山口8:35〜9:00林道横断〜9:32女岩9:37〜10:11敷島からの登山道に合流〜10:15深田久弥碑〜10:37山頂11:25〜11:38敷島方面との分岐〜11:56女岩〜12:21林道横断〜12:41登山口
記 録
 三連休は北アルプスと計画していたが、梅雨時の雨予報を聞き計画変更して、いくらか低い山と考え、まずは茅ケ岳を目指した。幸い天候は好転して晴れ模様で、中央高速道:富士見を通過すると成る程富士山が進行方向に見えてくる。
 コンビニで食料調達の都合が有るので須玉ICで降りて韮崎方面を目指す。食事と食料調達を済まし、目的地を目指す。登山口には既に数台の車が有り、地元山岳会の人が登山者カードの受付をしていた。
 歩き始め天気がよく日当たりが良いので、サングラスをかけたが直ぐ樹林帯に入ったので外した。歩き出して暫く行くと左向こうに深田記念公園が見える。
 花はオカトラノオ、ホタルブクロ、ギボウシなどが少し有り、樹林帯の木はナラが主体で、それに、松、それからカラマツが混ざっている。道は広く緩やかな登りで、40分も経つと狭くなり次第に急になっていく。女岩の標識で一服しながら、眺めると大きな岸壁の下部から水が出ている。此処から、この岩を右に巻きながら、左に上がるようにして、急登となり、本格的な登山道になる。カンゾウ、ウグイスカズラ?アジサイの名残咲きと、終わったオオユキザサ、これから咲くオオウバユリ、シモツケソウを見ながら、高度を稼いで行くと右から敷島より道が合流してくる。此処で尾根に出た感じで左に曲がる。
 花は終わっているがヤマツツジ少しとミツバツツジらしき木を多く見つけるので春先は花見が出来るのではないだろうか?
尾根の右が見通し良くなると其処に“深田久弥先生終焉之地“と刻まれた碑が有った。此処から金峰山らしき山が遠くに見える。何処かで後ろを振り返ると富士山が頭を出していた。
 更に前進すると、足下にはハクサンオミナエシ、ニガナ、ウスユキソウ、ヤマハハコ、シモツケキジムシロ、カラマツソウ、等を見つけ、あとで名前が判明したコアジサイが盛りである。
 それらの花々を楽しみながら進むとアッサリと山頂に到着する。この梅雨時に運良く晴れてくれて金峰山そして、左に順を追うと八ヶ岳は雲の中、しかしその左甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、そして、丸い大きな山(後で地図で調べたら櫛形山と判明)、そして富士山と展望が良い。
 山頂にはキアゲハ、モミジアゲハが何匹も飛び交って何とかラン、ヤマハハコ、シモツケ、ヤマブキショウマ、ギボウシ、ウスユキソウ、コアジサイヒヨドリソウ等の花々の密を吸っていた。

ホタルブクロ 深田記念公園全景
深田久弥の説明文 深田公園の碑
ギボウシ オカトラノオ
女岩の標識 女岩前の標識
途中にて富士山を望む 途中にて金峰山を望む
ウグイスカズラ? シモツケソウ
ヤマブキショウマにモミジアゲハ カンゾウ
敷島からの合流標識 深田久弥先生終焉之地
山頂にて富士山を望む 山頂にてシモツケ
山頂の標識 山頂にてキアゲハ
山頂にてキリンソウ 山頂にてヒヨドリソウ
山頂にてヤマブキショウマ コアジサイ
キジムシロ カラマツソウ
ハクサンオミナエシ ウスユキソウ
ヤマハハコ