会員の山行 093号

【2007年05月05日/裏妙義/木内茂雄】

【タイム】
国民宿舎裏妙義8:19〜杉林で30分山菜採り〜9:53石積小屋〜10:53御岳からの尾根と合流〜11:15丁須の頭11:26〜チムニーの上部〜丁須の頭12:36〜12:47御岳への分岐〜13:43杉林〜14:15国民宿舎裏妙義
【記 録】
 国民宿舎裏妙義の左横から丁須の頭を目指した。杉林の中を20分も歩いたろうか、足元に山菜のシドキナ(当地ではモミジガサと言うらしい)が数本合ったので摘んだ。それから視線を少し離れた所に移すと、なんと群生しているので、ザックを下ろし本格的に採る。ビニール袋三つに一杯になった。その間1時間位遊んだろうか。
 そこから、間もなく杉林は終わり、沢沿いを歩くようになる。登山道はペンキと標識で表示されていて迷うことも無い。
途中、石で綺麗に積まれた岩室があったので赤軍派のアジトと思って、後で松井田町役場に聞いたら、炭焼き場だと判った。何箇所か鎖場も有り変化に富んでいて面白い。又、紅葉も見受けられるので秋の登山も良いようだ。
 稜線に出た所で右から御岳よりの道が合流してくる。ここから、約20分で丁須の頭の肩に着くが鎖場が数箇所有る。肩から表妙義が良く見え、振り返ると浅間山が春の霞でボンヤリと見える。
 景色を眺めながら20分位だろうかチムニーまで行って見るが確かに20M位ストンと岩の隙間が落ち込んでいる。鎖が垂れ下がっているが一寸した岩場技術が求められる。逃げ道は無いようだ。
 引き返して、丁須の頭を目の前にしてユックリと昼食を摂る。
 此処までの行程で珍しい花を見つけた。場所を細かく言うと盗られる心配が有ると松井田町役場で言われたので、記載しないがクモイコザクラを見つけた。(役場ではミョウギコイワザクラと称しているとのこと)
 その他に、スミレ、チゴユリ、ヘビイチゴ、マムシグサ、山吹、フデリンドウ?の花、それから、何とか百合、何とかホトトギス、カンゾウの葉とミツバツツジの新芽を見つけた。

国民宿舎裏妙義 チゴユリ
ホトトギス スミレ
ヘビイチゴ マムシグサ
山吹 炭焼き場
合流の標識 丁須の頭全景
丁須の頭の肩にて浅間山を望む 丁須の頭の風景
クモイコザクラ クモイコザクラ
フデリンドウ?