【2007年05月22日/小楢山:山梨100名山/木内茂雄】
【 記 録】
昔の山岳会OBの集まりでこの山に来た。予定より早く着いたので、宿泊場所の金峰泉で一風呂浴びてから目の前の小さな山に登ってみた。踏跡はほとんど無いがそれこそ山勘で歩いて行くと、背丈以上のシャクナゲの林に入り込む。そして、タイミングよく花が撮れた。
それから、峰沿いに焼山峠まで歩いた。途中、ガサゴソと音がしたので、熊だとかなわないので、こちらも音を立てて進むとバンビみたいな鹿が二匹走り降りて行った。そうであればソット行って撮りたかった。
その後、平均年齢約67歳の8人集合して小楢山に登る。焼山峠登山口には、トイレ、案内図が有り、傍らには子授け地蔵が幾体も並んでいる。謂れの石碑も有り、これ等を撮る。
登山道は防火帯に沿っているのかやけに広く、見通しが良い。左が唐松林、右は楢の木主体で雑木林が続く。時にはリョウブの木も混ざる。オオカメノキの花が咲いている。そして、足元にはスミレ、キジムシロ?と、ワチガイソウの花が咲いている。また、トウゲブキらしい葉を多く見かける。その他ゼンマイと、何処かでコバイケイソウを見る。
登山道は2〜3回起伏を繰り返してから、真っ直ぐ急登するか、右の巻き道を行く。途中の標識は整備されているので、間違えることはない。山頂まで遊びながら歩いたので、所要時間は定かでないが、恐らく1時間で着くだろう。
山頂周辺にはノボケが咲いていたのと、ノカイドウ(ズミなのか区別が判らない)、ツツジの木を見つけるが花はまだ。山頂には屋根だけの休憩所が有り、平らで白樺とモミが目立つ。そして、一方向が開けていて、南ア、秩父、八ヶ岳、富士山が見えると説明されているが、高曇りで見えず、下の方遥かに塩山らしい町並みが見える。帰りは小楢峠経由でコシアブラを探しながら下山する。先行者が無理をして採ったため折れている木があった。マイヅルソウ、チゴユリの葉も見つけた。
山全体の感想としては、さらに年をとっても登れる易しい山で、花を見るならばもう少し後の方が良い。
金峰泉付近の山奥にてシャクナゲ | 焼山峠の小楢山案内図 |
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焼山峠の子授け地蔵の謂れ | 子授け地蔵の由来 |
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子授け地蔵群 | 焼山峠登山口風景 |
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オオカメノキの花とカラマツ林 | キジムシロ? |
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途中の登り | 途中の起伏 |
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ワチガイソウ | スミレ |
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ボケ | 的岩 |
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小楢山の標識 | 小楢山々頂にて名前の由来 |
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山頂にて小楢山の説明 | 山頂の休憩所 |
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小楢山の皆さん | 山頂にて寛ぐ皆さん |
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山頂の白樺 | 山頂の小楢峠と幕岩標識 |
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山桜 | |
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