会員の山行 103号

【2007年09月17日/斑尾山:長野県信濃町/木内茂雄】

【タイム】
 菅川林道終点13:54〜14:20釜石山〜14:50大明神岳15:03〜15:10斑尾山山頂15:13〜1518大明神岳15:30〜15:51蟻の戸渡り〜16:04林道終点登山口
【記 録】
 飯綱山を登って来て、野尻湖近くから荒瀬原の登山口から登ろうと向かって来たが道を間違え、菅川からの登山口に切り替えた。野尻湖湖畔から登る訳だが、標識が見づらく何とか探して田圃の脇の林道を車で登る。途中、登山道の標識が有るが、林道が先に続いているので、急勾配を登り、林道終点の木柱の有る所に車を止めた。此処は丁字路になっていて林道は更に左右に続いて居る。今まで果物とパンしか食べていないので、もの凄く喉が乾いてどうしようもない。この山は大したことはないと考え、泡350ccを二本と握り飯等で腹ごしらえをする。
 登山道はジグザグに整備されていて、釜石山まで気楽に登れる。此処で尾根に出て右から荒瀬原よりの道が合流してくる。そして、左に折れ暫く登って行くと尾根が細くなり“蟻の戸渡り”の標識が木の幹にぶら下がっているが息が切れ、下を向いたまま登ったので、帰りに気がついた。後でタイムを見たら大明神岳まで30分の登りなのに、1時間に思える程、きつかった。花はほぼ無いに等しく、不思議なことに一輪だけナデシコが咲いていた。大明神岳は視界が良く、手前下には野尻湖、そして、その向こうには左から先刻登った、飯綱山、黒姫山、妙高山、そして、その後ろには戸隠山と高妻山が見える。雲がなければ、更に後ろに北アルプスでも見えるのだろうか。そして、視線を左に向けると志賀高原、と鳥甲山、苗場山が良く見える。
 此処から、左に古間駅方面右に、斑尾山山頂までは7分程で直ぐに着いた。山頂直ぐ手前に薬師13体の説明書きが有り、面白そうなので写真を撮る。山頂はブナ林で視界悪く、飯山市方面が見えるだけである。そして、其処に説明地図が置かれているが、方角を全く無視した出鱈目な設置がされている。帰りは同じ道を引き返す。花は見あたらず、大明神岳の下りでイワナシ、とツルリンドウの葉を見つけただけで、景色を見る山のようだ。また所々に“斑尾高原トレイルランニングレース2007 10月8日(祝)開催”の標識が設置されている。そのせいか、登山道は良く刈り払われて居る。このコースはタイムをみる限り丁度良いハイキングコースだ。

釜石山の標識 蟻の戸渡り
ナデシコ 大明神岳標識
大明神岳より野尻湖と左飯綱山、右黒姫山を望む 大明神岳より野尻湖と左黒姫山、右妙高山を望む
大明神岳より左鳥甲岳、右苗場山を望む 大明神岳より志賀高原方面を望む
斑尾山々頂にある薬師の説明 斑尾山の標識
トレイリルランニング案内