会員の山行 121号

【2008年04月13日/嶽薬師山/吉田岳】

 「新潟県神林村の東、関川村との町境、小岩内地区にそびえる嶽薬師山。標高391mと低いですが、晴れた日には眼下に新潟平野そして日本海、遠くには佐渡島や粟島が眺望され、386,7m地点の三角点、頂上にはブナ林も見られます。薬師山の登山道を歩きながらコシノカンアオイの花や咲き始めた山桜などを観察し、楽しい一日を過ごしたい・・・・・。」という舟山会員の触れ込みのもと、私は補佐役として参加させてもらった。
 参加者は私の坊主っ子(3歳)を含め20名。快晴のもと9時30分小国道の駅集合。乗り合わせて薬師山登山口へ向かった。山頂までは普通に歩けば1時間30分ほど。そこを、ゆっくりと2時間ほどかけて歩いた。新潟平野を眺めながら、見かけた花としては、タムシバ、コシノカンアオイ、タチツボスミレ、シュンラン、ショウジョウバカマ、オクチョウジサクラ、イワウチワ、ユキツバキ、キバナイカリソウ、オオカメノキ、ハウチワカエデなどなど。ブナの新緑、そしてギフチョウも多く見られた。
 山頂ではゆっくり1時間ほど休憩。うちの坊主っ子は「落ち葉の毛布」遊びに熱中。大はしゃぎで皆さんに遊んでもらった。記念写真を撮り下山開始。やはりゆっくりと下り、14時30分登山口に到着。この後、温泉施設「ゆ〜む」で入浴し、小国へと向かった。

休憩地点にて タムシバと日本海
ナガハシスミレ 油こぼしにて
オオカメノキ イワウチワ
「落ち葉の毛布」遊び 山頂にて記念撮影