会員の山行 140号

【2008年12月20日/八石山(新潟県小国町:現在小千谷市)/木内茂雄】

【タイム】
 ステーキハウス登山口9:50〜10:44姥石展望台10:50〜11:10八石山山頂12:23〜12:39姥石展望台〜12:50姥石標識〜姥石基部〜13:15姥石標識13:22〜13;42ステーキハウス登山口
【記 録】
 我が山形県小国町には百石山が有、新潟県小国町には八石山が有るので気になっていたが、今回登れる機会がきた。
 目当てのステーキハウスは冬季休業に入っていて、閉まっている建物を右に見て直ぐ前に鳥居みたいな登山口が有る。その横に“忠臣水”が有、説明書きを撮ってから、霜解けの滑り易い緩やかな登山道を登る。
 やがて、ミズナラと雑木の灌木帯を登るようになり、意外と急傾斜の登りが続く。数か所にロープが固定されている。霜解けで滑るので時にはこれを利用する。途中。右上方に八石山が枝越しに見えるが葉が有る時は見えるだろうか。
 やがて、“姥石”の標識が有、謂われの説明書きを撮る。そして、左向こうにその姥石が有る。(帰りに時間が有ったので、物好きに藪を漕いで石の基部まで行って覗いて見たが、大した変哲の有る穴はなかった。)
 そして、急登が終わると姥石展望台に着く。この展望台が老朽化しているので進入禁止になっていたが、誰もいないのでソット上がって見る。(何処にも同様な人間がいるものだ)
 それ程腐っていないので、慎重に周囲を眺めると日本海、そして、右に向いていくと遠くに飯豊連峰、守門岳、越後三山、谷川岳、等が良く見え、これから行く八石山はもう近くに見える。
 此処から10分ほど下ってから八石山の登りになる。此の辺りはブナも混ざり、葉の有る時期は日陰になるだろう。此処までに見つけた花類はヤブツバキ、葉が大きいイワカガミ、ツルリンドウ、ヤブコウジ等で、もちろん花は咲いていない。
 八石山山頂では左から久ノ木峠からの道が合流してくる。そして、山頂は見晴らしが良く先程の展望台で見た山の他に佐渡が幽かにに見え、右手前に刈羽黒姫山、その向こうには苗場山、米山等も見える。
 この山頂にも以前展望台が有ったようだが、老朽化して解体された残骸が積まれている。それから、山頂には“ますかた”の説明がされているが、今回車で走って来る途中に“枡形山”登山口の標識が有ったが一瞬それと混同した。
 この山は、新潟の山々が一望出来、眺めていて飽きない山で、ユックリと日向ぼっこして過ごせる。帰りは今来た道を引き返す。
帰りに時間があったので、刈羽黒姫山の登山口まで車で下見に行き、そのあと、柏崎経由で日本海の夕日を眺めて帰る。
ステーキハウス
登山口
忠臣水の由来説明書き
姥石の謂われの説明書き
姥石の標識
姥石の基部
八石山を見上げる
姥石小屋展望台
壊れかけの姥石小屋展望台
姥石小屋展望台
姥石小屋展望台
日本海を望む
姥石小屋展望台より八石山を望む
遠く飯豊連峰を望む
越後三山を望む
八石山標識
八石山山頂風景
八石山の石碑
八石山の石碑−2
鈍三郎部落の謂われ
八石山の説明書き
八石山にて越後三山を眺める人
八石山より越後三山を望む
八石山より飯豊連峰大日岳を望む
八石山より越後三山を引っ張る
八石山より飯豊連峰を望む
八石山の壊れた方位盤
八石山より米山を望む
帰りに姥石小屋展望台を見上げる
八石山全景