会員の山行 147号

【2009年04月30日/妙義山/木内茂雄】

【タイム】
 中ノ岳神社7:02〜7:29見晴らし台〜8:10稜線〜8:20金洞山〜(休憩)東岳8:58〜9:47大砲岩〜(休憩)第四石門11:06〜11:55登山口〜12:00駐車場
【記 録】
 昨年5月1日に来た時に見たミョウギコザクラを見たくてまた来た。高速料金が何処までも1,000円になり、ETCを装着したので、遠くても抵抗は無い。
 登山口前には昨年同様、八重桜が満開で、そのバックには妙義山の奇岩が青空に並んでいて素晴らしい。
 中ノ岳神社の長い急な石段を登り、神社の横を通ってから登山道に入る。標識を見ながら、一般登山者は登らないでくださいの、案内を横目で見ながら急登へと進みやがて岩場の登りとなる。
 三点確保の技術が無いとかなり、危険であり矢張り一般登山者が登ると、途中、前にも後にも進めなくなるような、スリル有る岩場の登り降りを繰り返す。中ノ岳の登りで有ったか、下りだったか、昨年気付かなかった所に少ないが早速ミョウギコザクラとご対面する。
 中ノ岳、金洞山、東岳の縦走は天空を歩くような気分で春霞のなか、特徴ある荒船山、頂きが白い浅間山などが遠くに見える。体力の衰えか途中2か所位、ホールド、スタンスに迷いが出て、瞬間的に難しい岩場が有る。
 東岳を降りて行くと、昨年と同じ所に同じ様にミョウギコザクラが満開で、出迎えてくれる。早速何枚も撮る。それから、少し下り、垂直の鎖場の岩壁を下り、第四石門に行くコースと左に相馬岳方面に縦走するコースに分岐する。
 体力も考え、前者を選ぶ。10m位の垂直壁を降り、暫くロープがフィックスされている急傾斜を下って行くと次第に緩やかになり、ロープも無くなる。そして、辺りが新芽で萌えている登山道を下って行くと大砲岩と第四石門への一般道に出る。
 あとは難しいところもなく、第四石門でユックリと休憩し、岩とヤマブキを混ぜた写真撮りをする。そばにはモミジイチゴが一輪咲いている。そして、また新緑と岩を眺めながら下って行くと説明書きが有、妙義山は、かって、個人の所有物であったことを知る。
 そして、車道に降りると登山口の近くにはハルリンドウが三輪咲いていた。昨年はこれに気づかなかった。しかし、昨年はヒメウツギが咲いていたが今年は咲いていない。
 駐車場に戻ると、観光客で、大分賑やかになっている。
登山口
中ノ岳神社
神社前の標識
中ノ岳神社社殿
妙義山の歴史説明
新緑の山
エイザンスミレ
最初のミョウギコザクラ
金洞山山頂
金洞山より下界を望む
霞む浅間山
特徴ある荒船山を遠くに望む
ミョウギコザクラ
ミョウギコザクラ
ミョウギコザクラ
奇岩を見上げる登山客、左大砲岩
ヤマブキと大砲岩
第四石門と大砲岩
白スミレ
カニの横ばい
妙義公園の説明書き
ハルリンドウ
サクラ撮りに熱中
サクラ撮りに熱中―2
妙義山の説明書き
妙義山を寄付した柴垣はるサンの説明
妙義山全景