【2009年06月14日/角田山(新潟市)/木内茂雄】
【タイム】
灯台コース登山口8:57〜10:39角田山山頂〜10:52権現堂11:34〜11:42角田山〜12:29国道
【記 録】
以前から“御前が遊窟“と言う名前に興味があり、朝3時半に出発する。登山口に近づくに従い、時には強雨なり、登山口に着いても良くなりそうに無いので引き返す。そして、時間的に考え、まだ登ったことの無い角田山を目指す。
低い山なので海抜ゼロmから登ることにして、灯台コースを選ぶ。直ぐ傍に”判官かくし“の洞窟が有るので帰りに回る。本当に砂浜の傍から登り始めて整備された断崖の細い道を登り出す。
大した山でもないので、花など無いだろうと思っていたが、さにあらず、意外に種類が多くて驚く。ハマヒルガオ、アサツキ、メノマンネングサ、ノハナショウブ、スカシユリなどが岩肌に咲いている。時には望遠でないと撮れない所に見事に咲いていて、名前の判らない花もかなり有る。その他、ノイバラ、オドリコソウ、オカトラノオ、キイチゴ、ウツボグサ、トリアシショウマ、ヤマツツジ、ニガナ、等も咲いている。
灯台を過ぎ、岩肌の斜面も過ぎ、やがて森林帯に入る。此の辺りから傾斜は緩くなるので、これだと、真夏でも登り易いようだ。そして、白い花びらが地面に落ちているので、見上げると、花が鈴生りに下がって咲いている。山頂周辺にも咲いていて説明札でエゴノキと判明する。
山頂周辺は視界が効かないが、小屋とか、像とかが有る。少し緩やな下りを直進すると右に少し入りこんだ所にバイオらしい新しいトイレが有る。此処に看板が無いので最初は個人の小屋かと勘違いする。
途中、左に長者塚の案内板が有、その先には古いトイレが有る。更に緩やかな道を約10分行くと権現堂に着く。下界が見える見晴らしの良い所で10数人ばかり芝生の上で寛いでいる。昼時なので、ユックリと昼食をしながら、下界を見下ろすと遠くは梅雨時の雲で霞んでいる。
帰りは途中まで同じ道を引き返し、来る時見当をつけておいた、一つ左の尾根を下る。このコースは灌木帯でサクラの木を多く見つける。そして、国道に出て、暫く灯台の方に向かい、左側に有る歩道を歩いて行くと、日蓮上人の像が有、佐渡に流されたがこの付近に流れ着いたとか、説明書きが有る。歩道の手すりに寄りかかり、崖の遥か下を見ると波打ち際に釣り人が居る。
この後、灯台に登り、登山口へと降り、興味の有った判官かくしを見学する。意外と充実した山行であった。
角田山灯台コース登山口標識 |
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角田山登山口海抜0m |
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登山口にある名勝“判官舟かくし” |
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判官舟かくし見学通路 |
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判官舟かくしと灯台を見上げる |
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判官舟かくし |
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不明 |
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ハマヒルガオ |
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メノマンネングサ |
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ハマアサツキ |
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スカシユリ |
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登り始めに海を見下ろす |
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散りかけのノイバラ |
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登り始めにハナショウブ |
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ハマベンケイ? |
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佐渡を望む |
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灯台に有る標識 |
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オカトラノオ |
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何かの実 |
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キイチゴ |
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不明―1 |
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不明―2 |
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不明―3 |
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ウツボグサ |
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不明―4 |
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ヤマツツジ |
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トリアシショウマ |
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エゴノキの花 |
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コシノカンアオイの葉 |
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角田山山頂標識 |
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山頂に有る説明書き |
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山頂小屋 |
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山頂に有る像 |
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山頂に有る観音像 |
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山頂に咲いていた花 |
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山頂近くに有る長者塚の説明書き |
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オドリコソウ |
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山頂のアザミに遊ぶキアゲハ |
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権現堂前のニガナ |
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権現堂と下界 |
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権現堂前の芝生に寝転び下界を見下ろす |
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不明―5 |
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何の実―1 |
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日蓮上人の像 |
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日蓮上人の説明書き |
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国道より釣り人を見下ろす |
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帰途タバコの花を撮る |
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