会員の山行 166号

【2009年12月20日/岩山:栃木県鹿沼市/木内茂雄調査】

【タイム】
 日吉神社登山口8:15〜9:33一番岩〜9:35岩山山頂10:02〜10:09長い鎖場〜10:22ゴルフ場近くの分岐点〜11:05日吉神社登山口
【記 録】
 例年の如く忘れる事も無く、大雪が降っている中を栃木県鹿沼市に向かって270k走る。
 栃木100名山を調べると、展望が良く岩が多そうなのでこれを選び近くまで来る。前の日に近くの温泉に入り近くの料理屋で一杯を或る程度イッパイ飲み、車のなかで寝袋に潜る。朝方寒くて目が覚め、面倒だが羽毛服を着るが冷えてしまった体温は正常に戻らない。車の温度計で−3度を示している。明るくなりコンビニで食事を済ませ、下見をしておいた“しなこ食堂”の横の細い道に入りすれ違い出来ない道を数分登ると日吉神社前に着く。
 車が数台止められそうである。準備している間に数名の団体が着きロープだのハーネス等専門的な会話が聞こえるので、かなり難しい岩場でもあるのかな?と一瞬考えた。その人達が準備体操をしている横を通りなだらかなハイキングコースを登り出す。
 檜と灌木の山で花らしい物は見つけられない。途中で散りかけた椿の花を撮る。10分も登ると最初の岩に着き登山道から外れ右の岩の上に立つと鹿沼市街地が一望出来る。その先では今、木々の葉が落ちているので古賀志山が枝越しに見える。登山道は時々有る岩には鉄梯子、或いは岩を削って足場を加工してあるので登り易く、成程ハイキングコースだ。
 岩山までは見晴らしは良くないが、山頂からは景色が良く左から男体山、女峰山、高原山、真下に有るゴルフ場の向こうには、この後行く古賀志山が横たわっている。後ろを振り返ると筑波山が遠くに見える。
 暫し景色を楽しんでから、おもむろに先に進み7分で下りの長い鎖場に着く。岩壁は90度とは言わないが傾斜がきつく、最初1本目の鎖場の岩は逃げ道が無く凹凸もほぼ無いので、冷たい鎖を掴んで岩に靴底をフラットに当てて下るしかない。経験が必要である。2本目3本目の鎖は使わなくても左の灌木帯を降りて行ける。此処を通過すれば、後はハイキングコースで気楽に下って行く。
 そして、ゴルフ場が近くなる頃、右に折れて、岩山の山裾を緩やかに登り降りして行く。時にはゴルフ場の舗装道路に降りたくなるが何処からボールが飛んで来るかわからないので危険である。気持、大分歩いてからゴルフ場の末端で下の普通の道に降りる。そして、間もなく舗装道路をテクテクと歩く。
 右の側溝のそばの藪に赤いカラスウリの実が数個下がっている。単純な道に退屈して、十七文字を適当に並べる。“アスファルト歩んで行けばカラスウリ”もう一つ“道端にひっそり下がるカラスウリ”そんな事を考えていると、右側に日吉神社の階段が見え、それを登ると神社鳥居に到着となる。ここでユックリと神社と此処の謂れを撮る。
 そして直ぐに古賀志山に向かう。

日吉神社前で準備運動をする人達
途中の標識
最初の岩より鹿沼市街地を見下ろす
遠くに見える山
先に見える岩.
散りかけの椿
最初の鉄ハシゴ
2回目の鉄ハシゴ
岩にしっかりステップが切られてる
途中のベンチ
二のタルミの標識
一番岩、三番岩の標識
途中古賀志山を望む
一番岩
岩山山頂
岩山山頂より左男体山、右女峰山
長い鎖場
中程で長い鎖場を見下ろす
長い鎖場を見上げる
長い鎖場を見上げる
アオキの実
カラス瓜
日吉神社.
日吉神社鳥居
日吉神社
日吉神社
日吉神社の狛犬
日吉神社の謂れ