【2009年12月22〜27日/八ヶ岳/吉田岳・金野伸調査】
〔22日 小国町−諏訪−美濃戸―赤岳鉱泉〕
Am3時、雪の降り積もる小国町を出発。余裕で深夜料金内に高速入りできると思っていたら、新しく出来た荒川胎内ICには料金所が無い。急いでそのまま中条ICに向かい、何とか4時ジャストで中条インターのゲートをくぐることができた。高速道路は長野市辺りまで雪道で、今回は日本海側を中心にかなり広く雪が降ったようだ。松本近くからは雪が無くなる。さすがである。茅野市内で少し食糧を買い足し、10時40分美濃戸着。
ゆっくりと準備をして、予定通り11時30分に美濃戸を出発。またもや30キロを優に超える荷物となった。しかし行者小屋への道と違い、こっちは非常に歩きやすい。3時間先の時間を見ていたが、13時40分に赤岳鉱泉へ到着した。
受付を行い、テントを設営し、明日からのルート確認のために少し辺りを散策した。昨日起きた赤岳での遭難事故捜索のため、ヘリが旋回している。昨日までは天気が悪く、八ヶ岳としては最近になく積雪が多いようだ。15時30分、中途半端な時間であるが明日からの登攀に備えて(?)、早めに一杯を始めることにした。
〔23日 赤岳鉱泉―大同心稜−大同心南稜―大同心稜−赤岳鉱泉〕
Am5時起床。気温は‐10度くらい。予想以上に寒い。最初天気は良かったが、だんだん曇り空になってきた。食パンとスープで朝食を済まし、7時出発。大同心稜を登り、大同心へと向かった。上部で少しペースが落ちたが、これは高度順応がまだできていないためか(初日からウィスキーの飲みすぎか?)。8時40分、大同心南稜の取付きに到着した。天気はますます悪くなり始ってきたが、とりあえず向かってみようということで登攀を開始した。1ピッチ、2ピッチを無難にクリア。核心部の3ピッチ目は垂壁で、途中からは人工(アブミ)の世界。天気は雪が降り出し、風も強くなってきた。しかも確保する場所は風をまともに受ける。しかし初日から撤退はしたくないと、WKBにビレー(確保)をお願いしてAXLが登り始めた。難度はそれほど高くないのだが、寒さに耐えながら雪をかき分けてホールドを探していく作業はなかなか厳しい。スピードが上がらず、WKBに悪いなと思いながらも少しずつ上に進んでいった。終了点の大同心の頭まであと1歩というところまで来たが、その1歩がなかなか決まらない。手に力が入らなくなったのである。そんなこんなでもがいているうちに手が滑り滑落してしまった。1つ支点を抜いていたため、距離は6mほど。完全に宙ぶらりんになってしまった。プルージックで登り返そうとしたがうまくいかず、仕方なく横に振って壁につかまった。気持ちの上では登り返そうと思ったのだが、ロープが交差してしまったためこのまま登攀を再開することはできない。天候も考え、ロワーダウンで降ろしてもらい、とりあえず今日は戻ることにした。
WKBはそうとう寒かったようだ。特に手が冷たく、やはり普通のシングルオーバー手袋での冬期登攀は厳しいようである。下りのルートを見つけ、確保無しで大同心取付きまで降りることができた。そのまま大同心稜を下り、13時30分赤岳鉱泉に到着した。
また中途半端な時間に降りてきてしまった。下はそれほど風が無い。赤岳鉱泉で造っている人工氷瀑で練習したらとWKBに薦めたが、料金が意外に高く、それにここまで来て人口壁で遊ぶというのも気が進まない。ジョーゴ沢に入れば近いところで氷瀑があるかもしれないということで、ジョーゴ沢に行ってみることにした。
行ってみると30分ほどで適度な氷瀑が見つかった。AXLはアルパインルートでのリードの流れを確認し、WKBはトップロープでアイスクライミングのムーブを練習した。WKBはここでクライミングのコツを掴んだようだ。昨季までの革靴と違い、新調した冬用ブーツもかなりいい感じのようである。16時に終了とし、テント場へ向かった。
〔24日 赤岳鉱泉―大同心稜−南稜3P目−大同心の頭―小同心クラック―小同心の頭―横岳―硫黄岳−赤岳鉱泉〕
AM4時30分起床。5cmほどの降雪があったが、天気が悪い分昨日よりやや冷え込みが弱
い感じである。ただ、予報では段々と回復し晴天に向かうとのこと。今日の目標は最低限で昨日のリベンジ。プラス、継続して小同心クラック。更にできれば欲張って硫黄岳へと縦走して降りてくるという予定である。さてどこまで出来るやら。シリアルのミルクティー掛けで朝食を摂る。これが意外と腹持ちがいい。
6時30分、鉱泉発。大同心稜を登り、大同心南稜取付き着、7時40分。やはり昨日より
ペースが速い。1,2ピッチ目は巻き道を使い、3ピッチ目で登攀準備にかかる。8時20分、AXL登攀開始。空はほぼ晴天になってきたが、昨日からの雪が岩に吹き付けられ、条件は悪い。ただ2度目という事で、要領が分かり気持ちにもかなり余裕があるのが分かる。休み休み体力を温存しながら前進し、昨日滑落した最後の関門はバイルを使ってクリア。無事終了点に到着した。終わってみればたいしたことはないのであるが、やはり冬期登攀は経験と要領、さらに精神力も試されると痛感した。
「ビレー解除」と下に告げ、WKBの確保に掛かる。しかし、WKBは初めてのアイゼンアブミやオーバー手袋での登攀にてこずり、なかなか登って来ない。基本的な登攀道具の使い方が、まだ上手くいかないようである。1時間ほど奮闘し、こっちも「そろそろ・・」と言おうと思っていたところ、「諦めます。降ろして下さい。」との声が掛かった。「OK」ということでそのままロワーダウンで降ろした。AXLは懸垂で降りることにしたが、途中に残置物がいくつかある。それを回収しながら降りたが、WKBとの疎通がうまくいかず、アブミを1つそのまま残して来てしまった。仕方なくAKLは再度途中まで登り返し、懸垂下降で降りてきた。
時間は既に12時を回っていた。しかしこれで終わりにする訳にはいかない。「予定通り小同心に向かおう」ということで下降を始め、小同心クラック取付きに向かった。予報通り天気は完全に回復し、気温も上がってきた。これならアイゼン無し&素手でも登れそうであるが、それではこのルートを冬期に登ったことにはならない。そのままの格好で登ることにした。ただ、時間は13時。平均2時間半で登るとのことだが、それ以上かかるようでは硫黄岳への縦走どころかルート半ばで降りてくるということも考えなければならない。
とりあえず、「やや急ぎながらも安全に」というよく分からない同意のもと元、登攀を開始した。岩は安定しており、雪の付いていないホールドはかなり掴み易い。クラックということで挟まったり支点で鋭角になったりしないようロープの流れに気を配りながら登っていった。2ピッチでほぼ難しいところはクリアし、3ピッチ目をWKBに代わってもらう。それ以降はコンテ(同時登攀〕で登るが、すぐにロープを解除した。結果的に横岳直下でロープが欲しいと思ったが、ロープレスのまま15時10分、横岳山頂に到着した。
時間はまだあるし、この快晴を楽しまない手はないということで、そのまま硫黄岳へと向かった。大同心、小同心をやり終えたことに満足しながら、12月の八ヶ岳稜線歩きを楽しむ。硫黄岳を越え、14時50分テント場に到着した。
〔25日 赤岳鉱泉―三叉沢−石尊稜上部岩壁−石尊峰―地蔵尾根−赤岳鉱泉−美濃戸〕
Am4時30分起床。昨夜の時点で−10度の外気温だったが、今朝は更に冷え込んだはずである。今日はアイスクライミングの入門ルート三叉沢から、岩稜コースの石尊稜上部岩壁に入り、地蔵尾根を下山して赤岳鉱泉へ。さらにテントを撤収して美濃戸に下るという長い行程である。アルファー米のちらし寿司で朝食を摂る。
6時30分、鉱泉発。この時間はちょうどヘッドランプが要らなくなり、出発するのにいい時間である。行者小屋への道を15分ほど登っていくと三叉沢の橋があり、踏み跡がついていた。それを伝い、遡上していく。さらに20分ほど歩くと三叉沢の出合に到着。しかし踏み跡は石尊稜コースのもので、三叉沢には付いていない。ラッセルも面倒なので、少しだけ石尊稜に入ったところから三叉沢に下りることにした。
三叉沢に下りてから30分ほどラッセルをすると、やっと目の前に氷瀑が現れた。この時AXLはやっと氷瀑登りが出来るということで興奮していたのかもしれない。なんと「ここはロープ無しでいいんじゃない?」などと言ってしまったのである。WKBもその言葉を信じ準備にかかった。確かに垂壁の下は雪で、落ちても安全のように見えた。しかし取り付いてみると意外に難度があり、距離もあった。途中まで来てAXLは気が付いた。「悪いけどWKBは無理だから、脇道を上がってきてくれ」。ロープを持っていない者が先に登っては、後続のビレーをすることが出来ない。脇道も優しいルートではなかったが、何とか登ってきたWKBに謝り、遡上を続けた。しばらくしてやっと気が付いた。「もしかしてさっき登った氷瀑が5級マイナーの核心部だったんじゃない?」。資料にある「核心部の下にある2つの小さな氷瀑」は石尊稜から巻いた時に過ぎてしまったか、あるいは雪で埋まっていたようである。5級マイナーをロープレスで登った自分のバカさ加減と、核心部を巻かせてしまった申し訳なさと、もうここまで来たのかという拍子抜けと、なんとも変な気持ちである。「明日からまたアイスは堪能できるし、石尊稜上部岩壁はリードさせるから」とよく分からない言い訳をしてWKBに納得してもらう。
その先にもちょっとした氷瀑が数箇所あり、二股に出た。そこから石尊稜まではまたひたすらラッセルである。トップを交替しながら登り、石尊稜に出ると踏み跡があった。10時、ほっとして小休止をとる。
石尊稜上部岩壁は1ピッチ分の距離。WKBにリードをしてもらい、30mほどでオープンとなった。そこから上はロープをしまって20分ほど歩き、11時30分、石尊峰に到着。 またもや今日も快晴。北・南・中央アルプスから富士山、日光、越後の山々まで見渡せた。休憩の後、日の岳を経て地蔵尾根の下降にかかった。
13時30分、赤岳鉱泉着。ゆっくりと撤収、下山準備にかかる。今日はちょっとおかしいほど気温が高い。お陰でテントや寝袋がよく乾き、下山日としては大変都合がいい。14時30分、下山開始。相変わらず荷物が多い。他の登山者はそこそこいるのだが、どう考えても自分達ほど大きな荷物を担いでいる人達はいない。何が違うのだろうか???
15時、美濃戸に到着。その後は車で、まずは明日からの登山口舟山十字路まで下見に行き、そして「樅の湯」で温泉に浸り、「カナディアンロッキー」でビフテキを食べ、酒とつまみを買い込み、ちょっとした空き地で車中泊となった。
〔26日 原村―舟山十字路―林道終点―広河原沢右俣−クリスマスルンゼ−林道終点〕
車内にて5時30分起床。降雪3cm。今日は休養も兼ねているしちょうど天気も悪いので、ゆっくりのスタートである。ただ昼ごろには天気が回復するとのこと。車外に置いていた荷物を車に入れ、コンビニへ向かう。朝食と昼食を買い込み、登山口の舟山十字路へ。舟山十字路には5台ほどの車があった。広河原でのアイスだけでなく、阿弥陀岳南稜や御小屋尾根コースも人気があるようである。
ゆっくりと準備を行い、8時頃出発。ちょうど雪もほとんどやんできた。1時間ほどで林道終点着。ちょうどいい平坦地がある。広河原二俣でテントを張れるか分からなかったため、予定通りここに幕営することにして、荷物を置いた。
今日の目的は、広河原沢右俣・クリスマスルンゼ周辺でゲレンデ的にアイスクライミングをすることである。サブザックに荷物を詰め、広河原沢に入る。15分ほどで二俣を通過。右手本谷に入り、30分ほどで右俣へ。さらに5分ほど行った所で、やっと氷瀑が出てきたため、ハーネス、アイゼン等を装着した。どうも今年は積雪が多く、ルンゼのアイスクライミングには不向きのようである。小滝や滑滝のような部分はほとんど雪で埋まっており、ラッセルを強いられる場面も多い。明日からのルートクライミングに不安を感じた。
右俣から3つほど小さな氷瀑を越えると、右手にクリスマスルンゼの大滝が現れた。といってもこれも下の部分は雪に埋まっており、イマイチ迫力に欠ける。1段フリーで上がってから、ロープやスクリューの準備にかかった。X級マイナーのこの氷瀑は3つほどルートが取れ、練習にちょうどいい。1回ずつ登り終え、「誰もいなくていいなー」などと思っていたところ、下から10名近い団体さんが現れた。こんなのに来られては小心者の僕達は逃げるしかない。案の定懸垂で下りている時に、すれ違いに登っていった方から氷塊を太ももに落とされてしまった。その時は痛いと思わなかったのだが、結果的に数日間ほど痛みは残った。
右俣まで降りたところで時間はまだ14時。このままではまだ不完全燃焼なので、向かいのポストクリスマスルンゼの滝に向かってみた。人の入った様子はなく、ラッセルで30mほど進むと、目の前に氷瀑が現れた。手頃な10mほどの垂壁であるが、何せ日当たりが良く、氷は薄い。「とりあえず向かってみるか」ということでロープを出して取付いてみた。最初の支点はアイスフックを打ち、これは効いている感じであった。その先は岩とのミックスを交えて斜めに進んでみるが、中央部でアイゼンを蹴り込んだところ氷全体が動くような音がした。「これやばいよね」とWKBに聞いたところ、「やめましょう」との返答。そのままそろそろとクライムダウンで降りてきた。氷瀑がどのような感じで崩落・倒壊するのかはまだ良く分からないが、こればかりは試してみる訳にはいかず、難しいところである。とりあえずやるべき事はやったという事で、あとはテント場まで下ることにした。
途中で炊飯用の水を4Lほど汲み、16時頃林道終点のテント設営場所に到着。3人パーティの先客が隣にテントを張り、早くも飲み方を始めていた。自分達も遅れてテント設営を行い、夕食の準備にかかる。ここで明日からの予定について話し合った。
〔27日 林道終点―広河原沢−本谷3ルンゼ−阿弥陀岳―中央稜−林道終点−舟山十字路〕
Am4時20分起床。晴れ。−10度。もともとの計画では今日が左俣、明日が3ルンゼでアイスクライミングの予定であった。しかし昨日の右俣や三叉沢では、積雪が多くて氷の露出度が少なく、体力トレーニングにはなってもアイスクライミングの練習や面白みには欠ける感じであった。こっちの2ルートともおそらく同じで、上部ではアイゼンラッセルを覚悟しなければなるまい。八ヶ岳に1週間居る中でだいぶ満足感もある一方、体の方には疲れも溜まりあちこち痛い所も出てきた。しかも明日の天気予報はあまり良くはない。以上の理由から今日を最終日にしようということにした。ルートはより長くグレードも高い本谷3ルンゼを選んだ。左俣の方はまたの機会に舟山十字路から日帰りでも可能である。ということで餅スープの朝食を摂り、準備にかかる。
6時20分、出発開始。二俣を通過し、中央稜の下り口を確認し、本谷に入る。先行パーティーがあり、トレースが付いているのはありがたい。ゴルジュ手前で左岸に適当な氷瀑を見つけ、しばし遊んでみる。そんな中、昨夜隣にテントを張ったパーティーが後からやってきた。実は今朝、雪から水作りをしているこの若者3人組に余った水を分けてあげた経緯があり、そのお礼を言われた。同じ3ルンゼを目指すとのこと。
自分達もロープを撤収し、後を追う。しかしすぐに3人組を追い越し、さらに先行していた2人組も追い越してしまった。先行組は当然ラッセルをしなければならず、この辺はお互いニヤニヤしながらも微妙な駆け引きがある。そろそろ3ルンゼの分岐という所で、左手に大滝を発見。おそらく隣沢2ルンゼの方だろうが、ここまで本谷ではたいしたクライミングをしていない中、あの大滝を登らない手はないと感じた。
取付いてみるとやや氷柱状になっており、今までの物よりは難度が高い。フィーフィー(フック)で休憩をとりながらやっと滝を登り切った。しかし懸垂で下りていく支点が何も無い。仕方なくルンゼの雪渓をそのまま登っていき、ロープ一杯になった所でボディービレー(腰絡み)の確保をすることにした。雪渓が摩擦となり、十分に確保できるとの判断である。実際2度ほどWKBのテンションが掛かったが、全く問題はなかった。
後続組はそのまま3ルンゼを登っていったようだ。さてさて自分達はこのまま2ルンゼを登るか3ルンゼにトラバースするかという判断だが、まずは2ルンゼを詰めていった。岩場が出てきたところでどうしようか迷ったが、資料が無くかつピトン(ハーケン)も無い状態で強行する勇気はなく、無難に3ルンゼへ回り込むことにした。下りたのは3ルンゼの左俣の方だが、後続組の姿は見えない。そこからまたラッセルの世界。昨夜「ラッセルにはもううんざりしている」とぼやいていたWKBだが、今日は最終日にしたということもあってか先頭を切ってぐんぐん進んでいく。氷瀑もそのまま越えていき、こっちが心配するほど。後で聞いたら「あれ危なかったのですか。完全にクライマーズハイ状態でしたね」とのこと。
ようやく阿弥陀岳が目の前に見え、安堵感が出てきた。南稜に出て、あとは体力勝負。そして12時15分、展望が360度に広がる阿弥陀岳山頂に到着した。二人で握手を交わす。ここは独立峰のため本当に展望がすばらしい。写真を撮り、しばし余韻を楽しんだ。
12時45分、下山開始。魔利支天から中央稜に入る。一般ルートではないこのコースの分岐地点に看板があるのは意外だった。ルートも分かり易く印が所々にあり、ありがたい。後続組が気になり沢を覗き込んでみると、3人組が3ルンゼ中央部に見えた。おそらく3人組は3ルンゼ右俣を、2人組は3ルンゼ左俣を、そして自分達は2ルンゼから3ルンゼと変則コースをとり、結局それぞれがラッセルを強いられたという感じである。3人組が一番無難なコース選びをしたことになるが、2人組がどうなったか心配である。
14時20分、テント場着。残ったラーメンを作り、寝袋等を干しながらテント撤収、下山準備にかかる。16時、無事舟山十字路に到着した。このまま山形に帰ることも出来たが、やはり温泉&食事&ドリンキングということで、道の駅に向かった。
GPSによる軌跡 |
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八ヶ岳西面中央部 | 大同心(左) 小同心(中央) |
荷物が重い | 曇天の中、ロープを伸ばす |
耐寒の図 | 3ピッチ目へ向かう |
今日は決めます | 垂直っすよ |
やっぱ滑ります | ちゃんと確保している? |
あとは行けそうです | 横岳登頂 |
大同心の頭の裏から | 北ア(槍)遠望 |
硫黄岳にて | 中央部が三叉沢ルンゼ |
大滝が見えてきた | 大滝をフリーで乗り越す |
ルンゼ中央部 | 上部ソーメン滝 |
ここから右手へ | 石尊稜に合流 |
上部岩壁へ | 下を振り返る |
富士山に乾杯 | 俺は富士を上げます |
赤岳方向 | 1・2ルンゼ出合の大滝 |
雪渓を詰める | 最後の氷瀑をクリア |
阿弥陀岳山頂 | 硫黄岳をバックに |
やはり出ました | ♪我等小国山岳会 |