【2010年01月09日/神峰山:茨城県日立市/木内茂雄調査】
【タイム】
向陽台9:41〜9:52高鈴山との分岐〜9:56本山、日鉱記念館より合流〜10:03奥日立きららの里より合流〜10:17左羽黒山への巻道分岐〜10:22右神峰山、左羽黒山への分岐〜10:24神峰山10:26〜10:28左向陽台、右羽黒山への分岐〜10:34左から巻道合流〜11:14羽黒山〜11:40蛇塚〜11:42大煙突展望台への分岐〜11:44大煙突展望台〜11:50展望台への分岐〜11:54水源地〜12:21一旦道路に出て渡る〜鞍掛山〜12:45舗装の車道出る〜13:10神峰神社入り口バス停
【記 録】
他に手ごろな山が無いので先週に続きまた、雪を抜けて嘘の様に晴れている日立市にやって来た。阿武隈山系最南端の山塊をクリアーするため神峰山一体を登る。
バス時間に上手く合わず、車で向陽台駐車場に来て歩き出す。車進入禁止の旧県道の舗装道路を10分も登ると山道になり、高鈴山方面を右に見て登り出す。4分登ると右から本山よりの道が合流して来る。道はなだらかで鼻歌混じりのハイキングコースを7分進むと左より奥日立きららの里よりの道が合流して来る。それから14分で左に神峰山を省略して巻いて行く分岐に着く。右神峰山方面に更に5分行くと又分岐に出る。此処は右神峰山を往復して来て羽黒山に行く分岐点である。山頂まで2分で着くと大煙突と日立市街、そして太平洋が見渡せる。我が雪国から比べると日本海と違い穏やかなものだ。直ぐ傍には日鉱金属の大煙突の説明と神峰山測候所説明書そして、神峰神社奥宮が有る。此の神社を見て下山しようとすると、右に降りて行く道があるが標識が無い、何処に降りるのだろう?真っすぐ先程の分岐に戻り、羽黒山を目指す。
6分で左から先刻の巻道が合流してくる。登山道の木々の風景はアオキ、リョウブ、オオヤシャブシ、クヌギ等が有り、数多く目立つのはヒサカキである。それから、オオシマザクラが随所に有り、花の時期は花見が出来るのだろう。この山一帯アセビは少ない。合流点から20分も歩くと大きなオオシマザクラが立っていて、此処で道が2本に分かれている。右を見ると急な下り、左を見るとなだらかな道で、どちらに行くか迷う。左に決め進むとやがて大きく右カーブして、先程の急坂を下りて来る道に合流する。オオシマザクラの所に“どっち道同じ”と言う標識を付けてくれれば親切なのに。此処から20分くらいで羽黒山に着くが、見晴らしも良くなくそのまま前進する。登山道は木々が多く、一度高鈴山が見えるくらい、そして足元ではツルリンドウを見掛けた。蛇塚を過ぎ、2分で右に大煙突展望台の標識に従い、2分の階段を登ると、視界が開け、大煙突と高鈴山が遠くに望める。展望台を降りてから数分進むと湿地帯が有り、直ぐ先では小さな水の流れとなっている。この水は飲めるのだろうか、それとも、まだ鉱害の影響があるのだろうか?登山道は神峰山より標高をどんどん下げているので、全体的に下りなので楽である。そして、左側に立ち入り禁止の鉄網のフェンスが現われてくる。これに沿って歩くが、この辺りは特に、イノシシが掘った穴がイタヅラした様にボコボコ有る。最初は山芋掘りでもした跡かと思ったが、先週、地元の人に教えられた。
途中、ふと、思ったことだが、リョウブ、オオヤシャブシ、オオシマザクラ、アカマツの大木が根本付近から幹分かれしているのは、昔の鉱害で奇形になったのだろうか?それから、ヒサカキのトンネルを行く登山道は見事だ。そんな事を考えながら、やがて、舗装された車道に出て。車に注意して、向こうに渡り鞍掛け山に登ると、左右に道が分かれるが又合流して進む。一度、右に登る道が有るが標識が無いので山頂への道はまだだろうと、左に巻いて歩いたら通り過ごしてしまった。反対側にも標識は見つけられなかった。初めての人には案内を付けてくれれば親切なのにと思う。この一帯桜が多く有り名所になって居る様だと眺めながら、やがて、神峰公園の遊園地の中を歩いて行くと“新田次郎文学記念碑”が有る、ある街の高い煙突物語を記念したのだろう。そして、吉田正音楽記念館の案内板も見つける。更に下り神峰神社入り口のバス停に着く。バス時間に間があるので、神峰神社を見学する。石碑の説明書を読むと元禄時代に建立されたとあるのでかなりの歴史があるようだ。
全体を通して思ったのは車が2台有れば、先週のコースも含めて1日で全コースを歩くと良い運動になると思う。
向陽台駐車場 |
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登山口標識 |
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旧県道を登る |
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神峰山と高鈴山の分岐 |
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本山、日鉱記念館より合流 |
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登山道を振り返る |
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奥日立きららの里より合流 |
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ヒサカキの説明 |
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神峰山と巻道の分岐 |
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神峰公園への分岐 |
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リョウブの説明 |
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神峰山観測所の説明 |
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神峰山山頂 |
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山頂風景 |
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日本鉱業の大煙突の説明 |
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大煙突を望む |
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山頂に有る神峰奥宮 |
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巻き道が合流 |
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ヒサカキのトンネル |
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ヒサカキのセツメイガキ |
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イノシシのいたづら跡 |
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イノシシのいたづら跡 |
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オオシマサクラの大木 |
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石尊山への分岐標識 |
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アカマツの説明 |
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オオヤシャブシの大木 |
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リョウブノ大木 |
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アカマツの幹分かれ |
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羽黒山山頂 |
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途中の標識 |
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祠前の標識 |
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途中の祠 |
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オオヤシャブシの説明 |
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途中高鈴山を望む |
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ツルリンドウ |
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蛇塚の説明書き |
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蛇塚 |
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大煙突展望台への標識 |
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大煙突望む |
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展望台より高鈴山を望む |
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水源地 |
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鉄網フェンス |
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フェンスの向こうは何? |
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この階段は疲れる |
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鞍掛山への標識 |
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鞍掛山へは一旦道路を横切る |
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羽黒山、神峰山ハイキングコース案内板 |
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鞍掛山案内板 |
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鞍掛山途中の標識 |
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鞍掛山のさくらの山作り |
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道路に出る |
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新田次郎文学記念碑、大煙突記念碑 |
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大煙突記念碑 |
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記念碑の横に榊の木 |
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神峰神社入口 |
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神峰神社全景 |
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狛犬 |
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本殿前の右の狛犬 |
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本殿前左の狛犬 |
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本殿を撮る |
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本殿を撮る |
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神社は永禄時代の建立と説明 |
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日立ささらの説明書 |
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彫刻 |
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彫刻 |
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龍の彫刻 |
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洗心と刻まれている |
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獅子の彫刻 |
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電柱のない通り |
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