会員の山行 第186号

【2010年05月04日/月山:栃木県日光市/木内茂雄調査】

【タイム】
 駐車場9:35〜9:45周遊コース分岐点〜9:52栗山ダム〜9:58登山口〜10:28分岐点〜10:34月山山頂11:00〜西尾根コース〜11:23峰から尾根下り〜11:50ビーフピア広場登山口〜11:59周遊コース分岐点〜12:03駐車場
【記 録】
 我が家の周りの山はまだ雪で花が見られないので、インターネットで花を探す。そして、この山でアカヤシオが見られるのを確認してやって来た。ナビ頼りで那須塩原、日塩もみじラインを通り鬼怒川へと出てきたが、時間的には宇都宮、日光宇都宮道路で今市、鬼怒川の方が早い気がする。
 日陰牧場を目指して来て、ゲートを三つくらい通過して、暗いトンネルを潜ると間もなく、栗山ダム下の大きな駐車場で終点となる。しっかりしたトイレで用を済ましてから広い舗装道路を歩き始める。
 10分程で分岐点になるので左道をとると、間もなくダムの記念碑に着き、ダムが見渡せる。ダムを左に見ながら6分も歩くと右側に青の標識が有り、月山方面を指示する。途中の日陰に残雪が有る。広い石ころ道を数分登ると萱が出て来たなと思う間もなく雑木林の登りとなる。
 恐らくこの辺りよりアカヤシオが始まっているのだろけど、今は葉の無い林を行く。間もなく少しだけアカヤシオの花が出現する。待ってましたとばかりシャッターを押すが、写真ならない。途中、シロヤシオの太い幹を何本も見つける。勿論、花はアカヤシオの次だ。
 50分程登ると左右の分岐点になるが、左の山頂方面に曲がる。目的の花をあまり見ないままで山頂に着く。丁度、3パーテイ位の集団がいたので、狭い山頂は混雑していた。アカヤシオの木は沢山ある様だが、蕾が多く、10日は早い様だ。山頂から男体山、女峰山辺りらしき山々が微かに見えるが春霞で遠望が利かない。花を楽しむのは後日にして、山頂を後にする。
 西尾根(岩場有り)のコースを下る。岩混じりの峰を下って行くと途中にロープが下がっているが、左程難しい下りでは無く、これを使わなくても下れる。相変わらず、シロヤシオの幹を見つけるし、リョウブの大木も見つける。途中で大勢の集団に追い付き、ユックリしたペースで下る。
 道端にはショウジョウバカバ1本、ヒメイチゲ数本、オウレンの花を見つける。また、こちらの斜面方が幾らかアカヤシオが咲いている。そして、ビーフピア広場に降り立ち振り返ると山の斜面がアカヤシオで色づいているのが見渡せた。此処からは舗装された、緩やかな道を歩き10分程で往くときの道に合流する。
駐車場
ビーフピア広場との分岐点
栗山ダム湖畔の記念碑
栗山ダム
ダム全体図
登山口
登山口でダムを振り返る
登山口
登山口標識
咲き始めたアカヤシオ
アカヤシオ
見事なアカヤシオ
見事なアカヤシオ
ダムを見下ろす
シロヤシオの大木
分岐点
賑わう山頂
山頂の祠
山頂に或る西尾根コースの標識
山頂を振り返る
川治ダム?を見下ろす
これからのアカヤシオ
リョウブの大木
ヒメイチゲ
ショウジョウバカマ
オウレン
ビーフピア広場からの登山口
斜面のアカヤシオ