会員の山行 190号

【2010年05月30日/前日光高原:薬師岳(ヤマツツジ、ミツバツツジ、シロヤシオツツジ)/木内茂雄調査】

【タイム】
 登山口8:58〜9:34分岐点〜9:42薬師肩より合流〜9:43薬師岳山頂9:54〜9:56薬師肩〜10:10分岐点〜10:33登山口
【記 録】
 シロヤシオツツジが見たくて、この界隈にきた。生憎の雨模様なので、コースを薬師岳のみにして、細尾峠まで車で登る。誰も居ないなあと走って来たら、乗用車1台と観光バスが1台いた。
 登山口の“クマ出没”注意書きを横に見ながら登って行くと、ヤマツツジが満開である。それらを順次見ながら進むと、足元にミツバツツジの花弁を見つける。やがて、ミツバツツジの花へと変わる。そして、次にシロヤシオツツジの花弁が落ちているなあと、思っている内にシロヤシオツツジの花が混じってくる。
 それらを眺めながら30分以上も登ると分岐になり、右は薬師岳を巻きながら薬師肩へと向かっている、左は薬師岳直登で山らしい傾斜であるが、左を選ぶ。地面は笹で覆われているので、他の植物はあまり見掛けない。
 ミツバとシロヤシオを楽しみながら登り切ると、右より薬師肩からの道が合流して来る。左に1分行くと、祠の傍らにシロヤシオが咲いていて、直ぐ先の薬師岳山頂標識近くにはミツバが咲いている。前方は少し木々が低いので、晴れていれば見晴らしが良いのだろうか?それから、山頂付近には唐松の苗が2,3本生えていたが辺りには親木は見当たらない。
 帰路は薬師肩に行き、此処の分岐を右に巻き道を下る。この肩には枝ぶりの良いシロヤシオが咲いている。下って行くと、左斜面に唐松林が有るので、成程と頷く。この巻き道は花が少ないような気がする。途中、沢筋に一輪キジムシロが咲いているくらいである。後は直登コースに合流して、登山口へと小雨の中を下る。

登山口
クマについての説明
登山口に有るクマ注意書き
登山口の向かいに茶の木平への標識
雨に霞むヤマツツジ
ヤマツツジ満開
登山道にもヤマツツジ
たわわに咲くヤマツツジ
ヤマツツジと蕾
ミツバツツジ
雨に霞むミツバツツジ
雨に濡れるシロヤシオ
雨に濡れるミツバツツジ
雨に濡れるミツバツツジ
巻路下りにてミツバツツジ
シロヤシオとミツバツツジの競演
シロヤシオとミツバツツジの共存
シオロヤシオツツジ
シロヤシオのアップ
薬師岳山頂のシロヤシオ
薬師岳山頂にミツバツツジ
薬師肩の標識
薬師肩に咲いているシロヤシオ
キジムシロ