【2010年09月18日/乗鞍岳:長野県、岐阜県/木内茂雄】
【タイム】
肩ノ小屋入口バス停10:41〜11:08肩ノ小屋〜11:46乗鞍岳頂上小屋〜11:50剣ケ峰山頂12:16〜12:39肩ノ小屋12:47〜12:58富士見岳登山口〜13:05富士見岳〜13:13遊歩道〜13:20畳平バス停
【記 録】
この3連休考えていた山が有ったが、天気予報が良くないので1日だけ此の山に来た。昔は畳平までマイカーで来れたのだが、今は乗鞍観光センターからシャトルバスでしか上に行けない。
1時間毎のバスに乗り肩ノ小屋入口で降りると、上部に猫の額ほどの残雪が有り、熱心なスキーヤーが居るのが見える。其処に行く数人のスキーヤーを左に見ながら、登山道を登る。ロープで区画されていて余計な所は歩けない。咲き遅れのウサギギク、モミジカラマツ、イワギキョウ、ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ、チングルマの種、それから、葉で想定するに、コバイケイソウ、コケモモ、ハクサンイチゲ、キバナシャクナゲ、アオノツガザクラ、ミヤマダイコンソウ、コキンレイカ等が有り、シーズンにはお花畑が楽しめそうだ。
見上げれば、肩ノ小屋、コロナ観測所が望める。誰も居ない登山道を登り肩ノ小屋に着くとゾロゾロと人が大勢いる。そして、剣ヶ峰を見上げると、人々が登っているのがよく見える。
此処からは火山の様相を呈していて、花は無い様だ。剣ヶ峰に向かい、人々を避けながら山頂に立つと霧が湧いていて、楽しみにしていた山々の遠望が全く駄目である。暫く霧が晴れるか待ってみるが、権現池が見下ろせただけである。此の後も期待出来そうに無いので下る。
肩ノ小屋を通過して、畳平のバス停に向かう。ほぼ平らな広い道を歩いて行くと、右に富士見岳の標識が有るので、これを登る。山肌にはイワツメクサとその他少し花が有りそうなので、その時期には遊歩道を歩かず、これを登った方が楽しめそうである。
山頂からは畳平のバス停がよく見渡せるし、名前の通り富士山も見えるのだろうが、生憎の霧で遠くは何も見えない。それから、山裾を迂回して来る遊歩道に下り、バス停の方に向かって歩いて行くと、道端にはイワツメクサ、トウヤクリンドウ、今年最後のコマクサが咲いている。
そして、畳平に着き売店の裏側を見ると、少し下の方の底部に木道の遊歩道が見え、花の散策が出来る様だ。これ等のことから、此の山の感想は、高齢になっても気楽に高山植物の観賞と、山々のパノラマを眺めに来れる手頃なハイキングコースであると思った。
乗鞍高原観光センターバス停駐車場 |
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バス停前の案内図 |
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肩ノ小屋入口バス停 |
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ウサギギク |
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モミジカラマツ |
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ミヤマアキノキリンソウ |
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ミヤマダイコンソウ |
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チングルマの種 |
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花の終わったコバイケイソウ |
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イワギキョウ |
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キバナシャクナゲの木 |
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剣ケ峰を見上げる |
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コロナ観測所を見上げる |
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肩ノ小屋を見上げる |
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肩ノ小屋裏風景 |
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肩ノ小屋の向こう上にコロナ観測所 |
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肩ノ小屋風景 |
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肩ノ小屋前にある剣ヶ峰への標識 |
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肩ノ小屋前の標識 |
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肩ノ小屋方面を見下ろす |
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剣ヶ峰が近づく |
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乗鞍岳頂上小屋 |
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頂上の祠 |
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乗鞍本宮 |
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剣ヶ峰山頂の標識 |
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山頂より権現池を見下ろす |
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相変わらず登って来る参拝者 |
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肩ノ小屋表 |
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富士見岳登山口 |
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富士見岳登りにてコロナ観測所を見下ろす |
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富士見岳山頂標識 |
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富士見岳を振り返る |
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畳平バス停全景 |
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畳平バス停近付く |
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イワツメクサ |
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トウヤクリンドウ |
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終わりかけのコマクサ |
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畳平の下には花見の遊歩道 |
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畳平の下は花見の遊歩道 |
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売店に乗鞍岳の説明書き |
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