会員の山行 201号

【2010年10月16日/鳥海山と合同ミーティング/井上邦彦調査】

 「八幡山岳会・山形山岳会・小国山岳会合同ミーティング」に先立ち、鳥海山を登ることにした。04:55小国町役場を出発するが、途中は雷雨、モチベーションが下がる。それでも鳥海山が近付くにつれて天候は回復した、車道終点の駐車場にはトイレ兼休憩所が完備している。トイレはソーラーを電源としているようだ。登山カードを投函し、08:23登山開始。登山道は石が敷き詰められている。
 08:37滝ノ小屋着。公衆トイレが小屋脇にある。平坦な石畳はここで終わる。ここからは八丁坂の登りである。08:49家族旅行村方面からの登山道を合わせ、08:54河原宿の標識を横目に見て、09:16-23河原宿に着く。小屋は鍵が閉まっており、別棟の公衆トイレも鍵が掛かっていた。09:45-55風を避けて食事休憩。視界がなくなり、黄ペンキのマークを頼りに登る、雪渓の消えた所だろう。
 10:47御浜からの登山道と合流する。火口壁の縁なのだろう、風が強くなる、いかにも溶岩らしい岩の間を進み、10:59左に下りていく道を分ける。百宅口分岐で風を避けていた女性と一緒に三人で進み、11:16-29七高山に到着する。一等三角点があり、ここだけ風がない。持参したビールでささやかに乾杯。雲の動きが大変早く、瞬間的に下界が見えた。
 降り始めると下に小屋と新山が見えた。強風に耐えながら、11:50御浜への分岐を通過する。12:50-54河原宿を通過し、八丁坂で山岳会の皆とスライドする。13:26-34滝ノ小屋にて顧問と合流、13:46駐車場に戻り、2階の休憩所で皆を待った。
 116:00過ぎ、全員が駐車場に戻ったところで、下の駐車場に移動する。眼の下に鶴間池が見えた。ここから鶴間小舎までの急な下りは歩きごたえがある。小舎では八幡山岳会の皆さんが準備をしていた。その後は、大変に楽しい一夜を過ごさせていただいた。

終点の駐車場にあるトイレと休憩所
ここから登山道に入ります
登山者カードを記入して投函しました
滝ノ小屋
公衆トイレが設置されていました
トイレの募金箱
滝の小屋を後にして標高を上げていきます(八丁坂)
石の上を歩きます
熊さんのウンチがありました ナナカマドの実を食べているようです
河原宿に着きました 左が公衆トイレです
小屋は鍵が掛かっており、中に入れません(公衆トイレも同じ)
小屋を後にして
信仰の山らしく、祠があちことにありました
草原の中に登山道が伸びています
黄ペンキが沢山ありました
まだまだ元気です
雪渓の名残り
登山シーズンなら、雪渓に覆われているのでしょう
アザミがうなだれていました
視界がなくなってきました
火口縁で御浜から来る登山道と合流
ここから風景は一変し、風が出てきました
鉄梯子
七高山 一等三角点に到着!
一瞬ですが、青空が広がりました
山頂は不思議なことに無風状態です
降り始めると、雲が切れ
なんと!
大物忌神社と新山が現れました
すかさず記念撮影
風が強く、吹き飛ばされそうです
このまま晴れてくれないかな〜
来た道を戻ります
視界はありません
瞬間の晴れ間です
ルートを失わないように気をつけて
河原宿に戻りました
日本海もチラリズム
滝ノ小屋で顧問と合流し一緒に降ります
途中で小沢を渡ります(荒木川源流)
顧問とハイジ
石畳の道
駐車場で、ムシカリが出迎えてくれました

第二部(鶴間小舎の一夜) ⇒