会員の山行 206号

【2010年12月04日/赤城山(鈴ケ岳と地蔵岳):群馬県前橋市/木内茂雄調査】

【タイム】
〔 鈴ケ岳 〕新坂平登山口10:12〜10:25姥子峠〜鍬柄峠〜10:49浅間山見える〜10:57鈴ケ岳山頂11:01〜11:30新坂平登山口
〔 地蔵岳 〕句碑遊歩道起点登山口11:38〜11:41地蔵岳への分岐〜12:03新坂平からの登山道合流〜12:20地蔵岳山頂12:32〜12:40新坂平への分岐〜12:54新坂平駐車場登山口〜13:08句碑遊歩道起点登山
【記 録】 
〔鈴ケ岳〕
 前橋から赤城神社をナビでセットして車を走らせて、行ったら裾野に有る赤城神社に着いてしまう。折角此処まで来たので、大回りをしてドライブを兼ねて山道を登り、最高点に付く頃富士山を眺める。それから、大沼を通過して新坂平登山口に着く。車の温度計で−1度有り、車外に出ると風も冷たいので、雨具の上下を着る。
 県道脇の駐車場に車を止め歩き始める。なだらかな潅木と笹の林を歩いて行き、姥子峠を過ぎると右側が切れ展望台になっている。雪の付いた黒檜山と駒ケ岳がよく見える。その先、鍬柄峠を過ぎて急傾斜を少し登ると、左側に浅間山が見える。更に登ると、又、右側が開け、今度は大沼も見える。その先5分位で山頂に着く。
 地図では登り1時間40分とあるがユックリ歩いて45分かかった。先日、荒山からみた鈴ケ岳はかなり尖った山なので、きつい山かと想像して来たが、拍子抜けする。唯、展望は良く富士山は見えるし、それこそ360度のパノラマだし、ツツジの木がかなり多く、花の時期にはツツジの花のトンネルになるだろう。どうもレンゲツツジのようでシロヤシオツツジの幹が見つけられない。それでも、花の時期には再度来ようと思う。そして、今来た道を引き返す。
〔地蔵岳〕
 新坂平登山口に戻り、車を句碑遊歩道起点の登山口に移動する。この遊歩道を3分歩くと右に地蔵岳の標識が有り、此処から潅木と笹の山道を登る。22分で右より新坂平からの登山道が合流して来る。気温は低く、チラついた雪と霜柱の登りが続く。
 鈴ケ岳よりきついなあと思いながら、漸くアンテナが見え、平になり地蔵岳山頂に着く。目の前に黒檜山、駒ケ岳、その手前下には大沼が見える。そして、傍らには頭の無い地蔵様が数体並んでいる。山頂はだだ広っくてアンテナ塔が何本も立っている。そして、足元には霜柱がエノキ茸のように林立している。快晴だが、恐らくマイナス何度の世界で、手がカジカンデ来る。とてもノンビリと昼飯を食べていられる状況ではないので、早々に今来た道を引き返す。
 途中から分岐を左の新坂平へと向かう。葉の落ちた枝越に、左には荒山、右には鈴ケ岳が見える。そして、新坂平に降り、右に折れ、県道沿いに歩く。右側は牧場なのか、柵がされていて、そこには大きな岳樺の林と、手前にはツツジの木が数多く有る。花の時期に散歩するのには最高ではないだろうか。車に戻り、何処か暖かい所で御飯を食べようと前橋方面に向かう。そして、蛇行する道を下り、見覚えの有る姫百合駐車場に車を停める。車外は風が冷たいので車内で食事をする。ノンビリと外を眺めていると、散らばっている枯葉が風に吹かれて一斉に右に行ったり左に行ったりと、行儀良く蝶か小鳥の様に行動しているかに見える。そこで、一句ヒネル!! “ 風ふいて 枯葉そろって 蝶の舞い ”
ドライブ途中で富士山
新坂平国道脇駐車場の鈴ケ岳登山口標識
鈴ケ岳登山口
姥子峠標識
見晴らしが良く黒檜山と駒ケ岳を望む
左から黒檜山、駒ケ岳、地蔵岳を望む
鍬柄峠
途中浅間山が見える
途中の標識
鈴ケ岳手前にて雪の付いた黒檜山を望む
鈴ケ岳手前にて雪の付いた黒檜山をアップ
左から黒檜山、駒ケ岳、地蔵岳、その下に大沼が見える様になる
左から地蔵岳、荒山、鍋割山、そして枝の間より浅間山が一望
山頂手前にて
鈴ケ岳山頂より左から黒檜山、駒ケ岳、地蔵岳、手前大沼
鈴ケ岳山頂にて
鈴ケ岳山頂より浅間山
句碑めぐり遊歩道と地蔵岳登山口
遊歩道と分かれる
新坂平駐車場から合流
目の前は山頂のアンテナ
山頂直ぐ手前の標識
地蔵岳山頂
地蔵岳山頂後方黒檜山
地蔵岳山頂の頭の無い像
山頂より大沼を見下ろす向こうは黒檜山
地蔵岳山頂のパノラマ
地蔵岳山頂標識
県立赤城高原案内板
地蔵岳山頂より浅間山を望む
地蔵岳山頂のアンテナ群
山頂の霜柱はエノキ茸みたい
樹間から荒山を望む
樹間より鈴ケ岳を望む
新坂平駐車場前に句碑
新坂平駐車場の標識
県道より鈴ケ岳を望む
県道より鈴ケ岳アップ
県立赤城公園案内板
県立赤城公園案内板アップ
大きな岳樺
登山口に戻る
前橋方面に帰る時大鳥居を撮る