会員の山行 209号

【2011年02月19日/高川山:山梨県大月市/木内茂雄調査】

【タイム】
 中央線初狩駅7:34〜7:42自徳寺〜8:00登山道〜8:18男坂と女坂分岐〜8:42男、女坂合流〜8:58高川山9:58〜10:27林道〜11:13尾県郷土資料館〜11:37富士急田野倉駅
【記 録】
 今年は大雪で、私の住む平地でも2mを越してなかなか山に足が向かなかった。しかし、東京に用事が有り、ついでに富士山を見ようとやって来た。大月駅で一度降りてコンビニで朝食と食料を買い込んでから、隣の初狩駅に移動する。駅前を歩き出し、直ぐに右折れする。此処に案内板が有るので、その先へと進むが、その先でも案内が有るのでも迷わない。
 8分も歩くと右に階段が有り、その上には大木が有り如何にもお寺という雰囲気である。道を外れて階段を登ると左に立派な鐘楼が立っている。お寺を右に見ながら進むと、本来の道に合流する。
 それから、大きなお墓を右に見ながら緩やかに登って行くと、霊園用に整地されている所が有り一区画百万円と掲示されている。高いのか安いのか?道は、数cm雪が積もっているので滑らないように注意して歩いて行く。
 やがて檜の植林帯の林道に入り、それから間もなく左の登山道に入る。20分弱で右に女坂、左に男坂の標識が有り、左を登る。これも20分強で合流する。ここから約15分で高川山山頂となる。
 途端に視界は開け、さて富士山はと?見回すが見えない。今日は駄目かと直ぐ下山しようかとも思ったが、暫く方位盤を見ながら見える山を見比べていると、富士山の頭がウッスラと輪郭を現してきた。
 それではと早速ビールと熱燗を出して時間を稼いでいると、ハッキリと姿を見せてくれた。遠くから来た甲斐があり、酒の味もまた格別である。目的は達成したし、ユックリできたので、帰りは田野倉駅へと下る。
 このコースは日当たりが良いので、殆ど雪は無く快適に下る。30分ほどで林道に出て、やがて、民家が出始めるとタンポポ、オオイヌノフグリ、そして、民家の庭にはフクジュソウが群生して咲いている。
 更に下って行くとリニアカー試験線の高架を潜り、次に中央高速道を潜り町並みへと入って行く。途中、変った建物が有り、尾県郷土館と説明書きが有り、旧尾県小学校跡と説明されている。そして、田野倉駅に着いた時は電車が出た直後だったので、昼食を摂りながら時間待ちする。そして、次の山岩殿山を目指す。

初狩駅
途中の臨済宗妙心寺派瀧野山自徳寺の鐘楼
男坂女坂の分岐
男坂女坂合流
途中の標識
高川山山頂、後方富士山
高川山山頂風景
高川山山頂風景
高川山頂に有る説明文
山頂より望む山々
山頂より望む山々
富士山が頭を出す
富士山を引き付ける
富士山を望む
山頂に有る案内標識
山頂を振り向く
途中の標識
途中の分岐標識
途中の分岐標識
林道に出る
シラノサワのコースから合流標識
民家に近付くとタンポポが咲いていた
オオイヌノフグリ
民家の庭にフクジュソウ
フクジュソウ
リニアカーの試験高架
高架の下に注意書き
途中の標識
中央高速道を潜る
尾県郷土資料館
資料館の説明書き
資料館の脇に有る鳥居
小形山のマップ
川を見下ろす
川を見下ろす
富士急田野倉駅