会員の山行 251号
【2012年09月02日/森吉山:秋田県/木内茂雄調査】
【タイム】
こめつが山荘5:56〜6:08スキー場〜6:28六合目〜6:56森吉湖見える〜7:06七合目〜7:15勘助堂入口分岐〜7:34一の腰〜7:43雲嶺峠〜8:01森吉神社8:07〜8:14阿仁から合流〜8:25阿仁避難小屋8:45〜9:11稚児平〜9:22森吉山山頂9:48〜9:53稚児平〜10:08阿仁避難小屋10:13〜10:30森吉神社10:44雲嶺峠〜10:53一の腰〜11:10勘助堂入口分岐〜11:54こめつが山荘
【記 録】
朝、登山口近くのコンビニで食事を済ませてから国道を走り、森吉湖を右に見ながら、国道を標識に従い右折れする。数分で左折れの大きな標識を見逃し、直進して奥に入り込んでしまった。戻り、標識に従い“こめつが山荘”の前に来たが左少し高台に有り、道路に一の腰登山道の標識が無いので、大分先迄オーバーランしてしまった。
登山者は誰も居ず、一人で歩き出す。途中、スキー場の中を歩いたりもする。一時間も登り振り返ると森吉湖が見下ろせる。
途中、右に勘助堂入口方面に行く道と分岐するが、左の“一の腰”方面に進む。道は単純な潅木の中の登りで、それ程の急登も無く一の腰に着く。
これまでにカニコウモリ、ユキザサ、マイヅルソウ、ノリウツギの葉、ゴゼンタチバナの実などを見つける。そして、此処が森林限界で、広々した高原飛び出た様相で、目の目には緩やかに盛り上がる頂の森吉山が目に入る。
その頂を左に見ながら大きく右カーブして行くと、木道も有り、湿原らしき処も通過して、森吉神社に着く。此処までにタチギボウシの葉とニッコウキスゲの葉を多くみつけた。それから、イワイチョウ、イワハゼ、ミズバショウの葉が有り、湿原の様相を呈している。神社の裏側には何かを連想する様な立派な岩が有り、その向こうには岩木山が見える。神社の中を覗いてから、先に進むと7分程で右から阿仁方面からの道が合流して来る。此の時はまだ誰にも会わなかったが、帰りにはこのコースよりゴンドラに乗って来る人達に大勢会った。
この先には池塘が有り、ミヤマウイキョウが咲いていた。そして、神社から20分弱で阿仁避難小屋に着く。此処で摂りあえず、一休みする。充分に堪能してから、緩やかな頂を目指して、登って行くと、ミヤマアキノキリンソウ、オヤマリンドウ、フジバカマ、ハクサンシャジン、ウメバチソウ等を見つけるが、チングルマが無いのは変だなあと思いながら歩く。少し傾斜が登りになった山肌を登って行くと、案の定チングルマのお花畑が出現した。勿論、花は終わっているが春先には斜面、一面の花畑だろう。
機会有れば、次回は花の時期に来ようと思いつつ、森吉山山頂に着く。8年前は雨の中であったが、その時の印象と同じである。天気は快晴で辺りは、360度のパノラマである。ノンビリと感無量に浸たる。此の頃、まず一人登ってきた。
帰りは同じコースを引き返すが、上昇気流の上がりが早く、山頂に雲が近付き始めている。そして、下山して、次の山“白神岳の麓を目指す。
こめつが山荘 |
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一の腰コース登山口 |
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山荘前の標識 |
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途中の標識 |
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スキー場に出るところの標識 |
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ユキザサとマイヅルソウ |
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カニコウモリ |
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六合目の標識 |
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不明 |
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森吉湖が見える |
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岩木山を引き寄せる |
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七合目の標識 |
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不明 |
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ノリウツギ |
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ミヤマウイキョウ |
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大館のドームを引き寄せる |
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勘助堂入口分岐 |
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ゴゼンタチバナの実 |
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一の腰で森吉山を望む |
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木道が出て来る |
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雲嶺峠の標識 |
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タチギボウシの葉出現 |
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イワハゼの実 |
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イワイチョウの葉 |
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ニッコウキスゲの実 |
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森吉神社辺りを望む |
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ミズバショウの葉 |
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森吉神社と避難小屋 |
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小屋の看板 |
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神社の脇に立派な岩 |
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神社脇より避難小屋を見る |
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神社内部 |
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避難小屋内部 |
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神社脇より岩木山を望む |
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神社後ろより森吉湖を見下ろす |
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避難小屋前にて森吉山を望む |
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神社前の標識 |
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神社前の案内板 |
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神社前の距離説明書き |
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ウメバチソウ |
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阿仁から合流の標識 |
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池塘も有る |
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登山道風景 |
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阿仁避難小屋 |
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阿仁避難小屋裏 |
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阿仁避難小屋内部 |
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阿仁避難小屋前の標識に森吉山避難小屋とある |
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オヤマリンドウ |
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