会員の山行 269号

【2012年01月12日/群馬100名山:黒滝山/木内茂雄調査】

【タイム】
 黒滝山登山口駐車場9:44~上底瀬黒滝山登山口9:45~10:12馬の背と不動寺の分岐~10:13荒船山と不動寺分岐~10:19不動寺10:41~10:49荒船山との分岐~馬の背への分岐~11:23見晴台~11:42観音岩~12:48鷹ノ巣山~13:09九十九谷の底~13:13九十九谷登山口~13:15黒滝山登山口
【記 録】
 何回も通過した下仁田を過ぎ、上底瀬の集落まで来ると左側に黒滝山登山口駐車場を見つける。1台も止まっていないところに停める。目の前には小川が有るが水量が少ないのと、此の辺りは大分冷え込む様で水が凍っている。
 駐車場から3分舗装道路を登ると右に不動の滝標識が有り、更に1分で三叉路になり、右に黒滝山登山口の標識が有る。此処を右に折れ登って行くと荒れた道路になり、急な登りになる。4WD車でないときついなあと思いながら上って行くと、左に無人の豚小屋らしい声がする建物が有る。更に登って行くと右手は大きな岩になり、その下部に祠が祀られている。少し高いので梯子が掛けられているは、時々、村の人が拝みに来ているのだろうか?
登山口から27分で平になり、三叉路に出る。右馬の背、左不動寺の標識が有り、左に行くと、1分で真っ直ぐ荒船山、右に下ると不動寺の分岐となる。此処から6分の下りで不動寺に着く。
 かなり、古く歴史有る禅宗:黄檗宗と説明されている。真っ直ぐに鐘楼が有り、心を込めて突いて下さいと案内されている。其処の手摺から、下を覗いて見るとまるで清水の舞台みたいに高度感が有る。
 左に管理棟が有りその横を通り進むと左に大杉、真っ直ぐ進むと歴史的に由緒ありそうな山門になる。これを潜り、少し先に行くと右に本堂だろうか、又禅修業の場らしい建物が有り、その先、左に曲がると竜神の滝とその下には不動明王が立っている。
 その他にも見学して20分を要した。そして、先ほどの馬の背への分岐へ引き返す。
馬の背に向かうと直ぐに岩の痩せ尾根になり、鎖とか鉄梯子が設置されていて、スリルを味わいながら高度を稼ぐ。やがて、見晴らしが良くなり鹿岳、手前下には先程の不動寺が見下ろせる。更に登ると小沢岳が見える。それから、余り大きく無い起伏の潅木帯を行き見晴らし台に着くと、鹿岳、妙義山が良く見える。此処からも標識に従い、大きな起伏も無く潅木帯を進む。観音岩へは途中の標識で、右の九十九谷方面と、一旦別れ直進する。そして、小さなピークを過ぎ、祠を見ながら行き、ロープが付いている小さな岩を登ると観音岩となる。観音様の石像の向こうには左から妙義山、鹿岳、四ツ又山が見渡せる。景色が良く、風も無い陽だまりでユックリと青空を見上げる。
 その後、先程の分岐に戻り、左に折れて、九十九谷へと下る。右側は切れ落ちた九十九谷で、唯、下るのみである。一度、岩尾根を降りる様になるが、大事をとって左斜面を巻いて降りる。そして、鷹ノ巣山手前で右に上底瀬方面に下るのだが、直進1分の登りの鷹ノ巣山に寄り道するが、余り見晴らしは良くない。直ぐに戻り下るが傾斜がきつく、小石が多く、滑り易い。一度油断して、足を踏み外し、急斜面二回転して転げ落ちた。岩場よりズット危ない、それとも加齢に拍車がかかっているのか!!
ジグザグ道を下り、緩やかになると九十九谷の谷底の沢にでるが水は無く、更に下って行くと、左手の沢水はブルーシートを張った様に凍っている。
 そして、九十九谷登山口に降り立ち、右に2分登ると駐車場となる。
黒滝山登山口駐車場
上底瀬不動の滝標識
黒滝山登山口
途中大岩の下に祠
分岐の標識
黒滝山不動寺への分岐
不動寺に有る外れかけた標識
不動寺入口
不動寺の説明書き
鐘楼
鐘楼から見た岩峰
鐘楼の石碑
帝釈天
黒滝山の大杉
大杉の説明書き
山門
黄檗宗の教え
山門の説明書き
本堂
本堂の額
不動明王の説明書き
禅宗修行の場
修行の場の額
竜神の滝(黒滝)
不動明王の石碑
不動明王
不動明王近くの風景
竜神の滝説明書き
本殿前におかしげな石
山門に戻る
境内案内図
馬の背の梯子を振り返る
垂直に近い梯子を振り返る
鎖場も有る
垂直に近い梯子
馬の背より不動寺と鹿岳を望む
小沢岳を望む
途中の標識
見晴らし台
見晴らし台より右鹿岳左遠く妙義山
途中にかなり風化した石像
途中の標識
観音岩手前の祠
観音岩
観音岩より左妙義山、右隣鹿岳
観音岩に祠
岩尾根を避けて左下の巻道を行く
途中の標識
九十九谷の一部を覗く
鷹ノ巣山風景
谷底に下りた
九十九谷登山口

 おわり