会員の山行 270号

【2013年01月27日/群馬100名山:金山(太田市)/木内茂雄調査】

【タイム】
 市営駐車場8:03~8:06大光寺(呑龍様)8:11~8:19金龍寺~8:51車道終点駐車場~9:15城の石垣~9:25新田神社(本丸跡)9:35~9:37休憩所10:01~10:42下山(駐車場)
【記 録】
 ナビで大田市街の大光寺を目指して来ると、大きな山門を通過し直進すると呑龍様と言う看板を見かける。これは寺の境内に入って呑龍上人と言う事を始めて知る。大きなお寺、所謂古刹と言うのだろう、立派な本堂、大きなシダレ桜、恰好の良い松等が配置されている。詳しくは建造物、説明書きの写真参照とする。
 本堂回廊を潜ると"西山ハイキングコース"の標識が有り、これを見ながらコースを登る。傍にはイノシシ注意看板が出ているが、特有の暴れた穴は見つからない。ユックリした登りで、地元の人達の散歩コースの様で、何人かすれ違う。
 途中、墓場の中を通り抜け金竜寺に出る。此処に新田義貞の縁有る石碑とか、子育て観音、七福神の石像、そして、桔梗寺と看板が有る。桔梗について興味が有るので、寺の関係者らしい人に尋ねて見ると、二坪位の花畑が有るが、今は土だけである。
 寺の裏手を歩く様にして緩やかに登って行く。40分も登ると高度が上がり、大田市街が見渡せたり、遠くには富士山が小さく見える。間もなく山頂に近い駐車場に着き、此処に有る見晴らし台に登って見る。大田市街は目の下、そして、遠くに新宿の高層ビル、その左横には霞みがかったスカイツリーが見える。
 此処からは右に折れ山頂の一部を行く様で、史跡を見ながらほぼ、平に歩く。途中、左側の視界が良く、富士山の様な白い浅間山、その手前には榛名山、その右には赤城山が雲の下に見える様だ。先に進むと、やがて。復元されたらしい城の石垣の脇を通り、少し登ると新田神社の参道にぶつかり、左折れする。其処の目の前には枝の張りが素晴らしい大ケヤキが立っている。傍の水道が凍結防止の為か水が流れ放しである。
 その脇を通り、石段を登ると鳥居の左右に狛犬が番をしているのを眺め、新田神社前に出る。看板を見ると正一位新田義貞公と有り、お稲荷さんだけが正一位で無いことを知る。そして、左を見ると本丸跡の石碑が立っている。更にもう一つ何故か御嶽神社が有る。一通り眺めてから、少し戻りトイレを見つけ、傍の休憩所に入る。中には飲み物の自動販売機が有り、空身で来た地元の人が利用している。
 帰りはもう一つの鳥居を潜り石段を下ってから、右下に下っている山道を下る。途中、蛇行している車道を突っ切り3回目の車道を歩いて行くと右側に山道が有り、其処に行き山道を左折れして行く。暫くして少し上を見上げると、朝見た風景なので、見当つけながら、金竜寺の庭に出る。其処にはロウバイが咲いていた。
 そして、後は同じ道を帰る。下山後、別の山を二つ三つ登ろうと思っていたが、何となく気が乗らず止めてしまった。
 全体の感想は山と言うよりは昔の山城跡で、歴史を学びながら、楽しめる。そして、年を取ってからもノンビリ登れる大きな丘の様だ。唯、幾つか有る石段は段差が大きく一寸キツイ。
大光寺
大光寺の立派な松
寺の回廊の後ろに標識
呑龍上人御廟説明書き
甘露水の説明書き
境内の外れにイノシシ注意の案内
途中の標識を金龍寺に向かう
墓地の中がハイキングコース
金龍寺
七福神
桔梗寺の案内
義貞院の額
?
義貞を祀っている
途中の標識
目視で富士山が見えた
途中の四阿屋
車道が上まで来ている
史跡金山城跡の案内図
史跡金山城跡の説明書き
富士山と勘違いして浅間山を撮る
富士山は写真では撮れない
富士山が撮れた
日光男体山?
石垣が復元されている
新田神社前の立派な欅
金山大ケヤキの説明書き
新田神社を見上げる
新田神社
新田社の由緒書
新田神社趣意書
隣に御嶽神社
本丸跡の石碑
鳥居の前には狛犬
本城の説明書き
金山のモニュメント
日本百名城の石碑
年寄りが怪我をしてまず、消防車が到着
新田神社の鳥居を振り返る
ロウバイ
帰りに金竜寺の庭を通るとロウバイが咲いていた
金竜寺に桔梗の句碑
金竜寺の子育て観音

 おわり