会員の山行 286号

【2013年07月05日/利尻山:北海道(利尻山、礼文岳、トムラウシ山、富良野岳、夕張岳)登山紀行/木内茂雄調査】

 今年3月に会社を引退して、長年夢だった北海道の山に来た。7月3日新潟港から小樽にフェリーで行き、五山を登り7月13日小樽港からフェリーで7月14日新潟港に帰る。印象に残ること等を箇条書きにすると、
1、稚内ノシャップ岬で食べた"うに丼"2500円はうまかった。
2、ほとんどの"道の駅"は地味で見逃し易い。除雪センターと併設されていて売店が無い駅も有る。
3、天気予報、温泉、銭湯、コインランドリー、コンビニ(利尻、礼文にも有る)、道の駅を捜すにはスマホとカーナビを併用すると、完璧に捜せる。
4、フェリー内での生演奏、アトラクションは退屈しない
5、札幌通過で流石は大都会、渋滞に入った。
6、撮った写真は865枚

【タイム】
 登山口5:06〜5:16甘露泉〜5:17三合目〜5:19ポン山との分岐〜5:48四合目〜6:29五合目〜6:51六合目(第一見晴台)〜6:57六・五合目(携帯トイレブース)〜7:13七合目〜7:56第二見晴台〜8:15八合目(長官山)〜8:30利尻岳山小屋〜9:07九合目〜9:41沓形コースから合流〜10:08利尻山山頂10:47〜11:0沓形コースとの分岐〜11:25九合目〜11:43利尻岳山小屋〜11:52八合目(長官山)〜12:08第二見晴台〜12:26七合目〜12:35六・五合目携帯トイレブース〜12:38六合目12:46〜12:59五合目〜13:18四合目〜13:34ポン山との分岐〜13:36甘露泉〜13:49登山口
【記 録】
 コンビニで食料調達して、車での寝泊り生活が始まる。北麓野営場に泊まり、朝起きると近くで聞き慣れない発音で準備体操をしている。登山口には、携帯トイレの排泄物集積ボックスが有り、歩き始めには他所からの種子を持ち込まない様に靴洗い場が有る。
 そして、10分も歩くと"日本100名水"と書かれた"甘露泉"となる。途中、子供連れのツアー客と前後して歩いていると、先程の聞きなれない言葉が中国語だと判断する。
 やがて、このグループとは離れ、一般客とも前後して歩く。笹薮の道、或いは岳樺の道を歩き、第一見晴台に近付いて振り返ると、下界と海が見える。その向こうには明日登る礼文島が一望出来る。
 第一見晴台からは視界も利く様になるが、目指す山頂は霧に隠れている。それから、各号目、第二見晴台、八合目、利尻岳山小屋を通過する。(この小屋だけどうして利尻岳となっているのだろう?)
 そして、九号目辺りからは傾斜がきつくなり、右より沓形コースからの道が合流して来る。道は赤い火山灰の滑り易い不安定な登りで、疲労も加わってくるので頑張り所だ。周囲は展望が効くはずだが、残念ながら霧で視界が利かない。そして、山頂に着いての期待の360度の展望は駄目であった。
 それから、花も期待して来たが、撮った写真程度で余り感動が無かった。利尻固有種も幾つか有るとガイドブックを見てきたが、リシリオウギだけ見つけただけであった。
 帰りは同じ道を引き返す。
7月3日フェリー内
7月4日頭が雲の中の利尻富士を望む
稚内港風景
ノシャップ岬左後方利尻富士
ノシャップ岬風景
ノシャップ岬風景右後方利尻富士
ノシャップ岬にて
ノシャップ岬に有る石碑
稚内公園
開基100年記念塔より利尻富士を望む
稚内より利尻島に向かう
カモメは何を見てる
利尻島が近付く
7月5日北麓野営場管理棟:登山口
利尻富士案内板
登山注意書き
登山口
歩き始め風景
標識
ツクバネソウ
トリアシショウマ
甘露泉
甘露泉は日本100名水
マイヅルソウ
3合目標識
ツバメオモト終わり
ポン山への分岐標識
ドウダンツツジ?
4合目標識
笹の道
岳樺の道
五合目の標識
礼文島が見える
六合目(第一見晴台)
アキノキリンソウ?
六,五合目携帯トイレブース
七合目標識
ゴゼンタチバナ

つづく →