会員の山行 292号

【2013年09月06〜09日/(室堂〜剣岳〜馬場島)/吉田岳調査】

【日程】
6日(金)小国町(6時)=胎内IC=立山IC=立山駅(11時)=立山ケーブル・高原バス=室堂(13時)−(雷鳥坂)一剣御前小舎(16時)
7日(土)一ノ越山荘(6時30分)−(剣沢)−剣山荘(7時30分)―(別山尾根)−前剣(10時)−剣岳(11時30分)−(早月尾根)−早月小屋(15時)
8日(日)早月小屋(7時30分)−馬場島(11時30分)=高速道=小国町
【概略】
 室堂から立山、別山尾根、剱岳、早月尾根、馬場島というコースを2泊3日で企画したが、悪天予報のため立山巡りをカット。雷鳥沢から別山乗越しに直接向かい、剣御前小舎から剱岳、そして早月尾根下山を行ってきた。車は立山駅のレンタル会社にお願いして馬場島まで移動してもらった。参加者は中学1年生から60台の方まで5名。
 台風が避けてくれたため、奇跡的に剣岳まではカッパを着ずに登頂することができた。ただし、足場は滑りやすく、カニのたてばい(岩場)ではけっこう肝を冷やした。全員無事に登頂下山できた事は大変嬉しいことであったが、剣岳連峰の荒々しくも奥深い岩の山塊を皆さんに見てもらえなかったことは残念。
 参加者の皆さんは、とりあえず登頂できた事に大満足のようで、他の人に自慢したい感じだった。景色的にはとりあえず山頂を拝見する事はできたし、時期の割には高山植物を多少見ることも出来た。雷鳥にも会えた。ただし、筋肉痛はけっこうきているようでした。
 やはり剣岳は素晴らしい。面白さ満載のこのコースを、また誰かを連れてきてみたいと思う。今度はちゃんと晴れている日に。
  写真は参加者から頂いたものも掲載しました。植物はよく撮れていませんが、飯豊・朝日連峰ではあまり見かけないものを取り上げました。
立山からの稜線が見えてきた
雷鳥沢キャンプ場へ降りていく
称名川の橋を渡る
川原の花畑
雷鳥平をバックに登り返す
剣御前小舎はもうすぐ
剣岳が見えた
剣岳と山ガール
1日目お泊りの剣御前小舎
バックは立山連山
ヘルメットを被って出発
視界は剣岳の中腹まで
剣沢キャンプ場へ
剣山荘
いよいよ鎖場の登攀開始
まだまだ余裕です
何か雰囲気が出てきました
ちょっときてますね〜
けっこうやばくない?
おー、こわこわ
スチールのおじさんは元気です
長老の軽い身のこなしは健在
クライムダウンは後ろ向きが基本です
まだまだいくぞー
核心の「かにのたてばい」へ
慎重に行きましょう
祥君、ガンバです
こういう所が危ないんだよねー
まだ続きます
ガラ場が出てきました
山頂までもうすぐだよん
登頂でーす
早月尾根下山
ここもまだ岩場が続きます
2泊目早月小屋までひとがんばり
たべまくったモミジイチゴ
豪雪地ながらオオシラビソが生育
3日目は朝から雨降り
早月小屋と上部を振返る
キヌガサソウの実
池糖を横目に見ながら
これがタテヤマスギ
こちらは裏がボラでした
カライトソウ
テンニンソウ
アキギリ
ウワミズザクラの実
ツルニンジン
お疲れ様でした
下山口の碑

おわり