会員の山行 300号

【2013年12月21日/栃木100名山:晃石山/木内茂雄調査】

【タイム】
 清水寺(登山口)9:23〜9:33十三仏〜10:16晃石神社〜10:25晃石山〜10:41パラグライダー離陸所〜11:06アンテナ塔〜11:12浅間神社と大平神社との分岐〜11:20浅間神社(大平山)〜11:24浅間神社と大平神社との分岐〜11:58パラグライダー離陸所〜12:00晃石山への分岐〜12:03晃石神社12:26〜13:00桜峠〜13:33馬不入山13:49〜14:19桜峠〜14:35林道〜14:39清水寺
【記 録】
 私の地元は雪一色になってきたので、いつも快晴の関東に出て来た。
来年の干支に因んで"馬"の字が入っている"馬不入山"を含めて100名山巡りをする。
 登山口である清水寺(せいすいじ)から、まず、晃石山を目指す。十一面千手観音堂を左に見て登って行くと10分程で左手に十三仏が整然と列をなして並んでいる。
 それからは、岩と榊の葉が目立つ雑木林の中を登って行くと、やがて、古めかしい石段に着き、これを10数段登ると新しい鳥居を潜り、晃石神社に出る。傍には"鏡石"が有って、晃石神社の謂れが説明されている。そして、神社の裏側の格子越に中を覗くと立派な彫刻で細工された、奥の院らしき建造物が祀られている。
 この神社から、左桜峠、真っ直ぐ晃石山、右に巻き道で大平山方面の分岐になっていて、まず、直進して、10分程登ると晃石山山頂となる。此処では遠くに富士山が望め、右手には日光連山も望める。道は左右に分かれ、左桜峠、右の大平山を目指して少し下ると右より、晃石神社からの道が合流してくる。登山道の見晴らしは良くないが、今は木の葉が無いので、振り返ると、晃石山が見える。15分も気楽に歩くと右手にパラグライダーの離陸所が有り、此処から下界も見下ろせる展望台になっている。
 相変わらずの雑木林の起伏を繰り返して行くと30分弱でアンテナ塔に着き、舗装された林道に出る。その先少し行くと、真っ直ぐは大平神社、左山道に入ると浅間神社の標識が有る。この山道を8分登ると浅間神社に着き、その後ろが大平山となっている。展望は効かず、直ぐに今、来た道を引き返し、晃石神社へと向かう。
 晃石山直下で左の巻道を行くと3分で晃石神社に着く。丁度12時なので、3パーテイー位居る登山者の雑談を聞きながら昼飯とする。
 昼食後、桜峠へと向かう道はなだらかで、途中、面白い紋様の石の上を歩く。この山は大昔、海の底だったのか?と想像させる石である。
 相変わらずの雑木林であるが、振り返れば晃石山が木々の枝の間から見える。そして、登山道の左側の日当たりの良い所のヤマツツジは満開に近い狂い咲きをしている。それも1本2本ではない。
 30分近くも歩き桜峠直前になると峠まで少し急坂の下りになり、大袈裟な丸太の手摺が下へと続いている。これを下り切ると左には東屋が有り、右側は開けていて展望が良い。その理由は、辺りの木が伐採されているからであり、更に桜峠にふさわしい将来構想なのか、桜の苗木が植えられている。
 峠で寛いでいる人達と、左に清水寺の標識を見ながら、直進"馬不入山"へと向かう。登山道は大きな起伏も無く、雑木林の中を歩く。振り返れば木々の枝の間より晃石山が見える時も有る。
 桜峠から30分強で馬不入山直下に着き、ほんの10m位の急坂で山頂になるが、この坂で"馬が入れない"と称したのだろうか?
 山頂は長細く平で、その向こうは展望が良い。人気の山なのか、数人の人達が宴会をしている。休憩後。今、来た道を引き返し、桜峠で右折れして下って行くと20分で清水寺へと着く。
登山口
登山口清水寺
本堂の前に有る仏足石
本堂全景
十三仏像の方から登る
何かの岩?
順路に従い石段を登る
十三仏像
十三仏像反対側より眺める
説明書き
下野坂東二十六番札所千手観音
変哲の無い杉だけど?
晃石神社の鳥居
晃石神社前の標識
晃石神社
晃石神社の内部
晃石神社の後方より
晃石神社前の鏡石
晃石神社の説明書き
案内図
晃石山直下の標識
晃石山標識
晃石山山頂
晃石山山頂より富士山を望む
晃石山より日光連山を望む
途中にハングライダー離陸所
晃石山を振り返る
アンテナ塔
富士浅間神社への分岐点
富士浅間神社と大平神社への分岐付近に祠
富士浅間神社
富士浅間神社の説明書き
大平山山頂標識
幾何学的な石の紋様
ヤマツツジの狂い咲き
桜峠に下る時の手摺
桜峠より手摺を振り返る
桜峠の東屋
桜峠の標識
途中晃石山を振り返る
馬不入山風景
馬不入山の標識
再び晃石山を眺める
馬不入山山頂に有る石塔
馬不入山を振り返る
桜峠で見た山?
林道に出る
登山口に有る案内図
帰途晃石山を眺める
電柱の右隣が桜峠 尖った山が晃石山

おわり