会員の山行 308号

【2014年06月04日/屋久島:縄文杉/木内茂雄調査】

【メンバー】
 小山、木内、鈴木
【タイム】
 屋久島山荘5:00〜5:41荒川登山口〜6:48木道始まり〜6:48小杉谷小、中跡〜7:17楠川別れ(辻峠との分岐)〜7:23トイレ〜8:28大株歩道入口(木道終点)〜8:45翁杉〜8:51ウイルソン株9:09〜9:47天王杉〜9:51夫婦杉〜10:15縄文杉10:47〜11:39ウイルソン杉〜11,43翁杉〜12:03大株歩道入口(トロッコ始まり)〜12:49トイレ〜13:13小杉谷休憩所13:26小杉谷小、中跡〜13:27木道終わり〜14:11荒川登山口〜14:49屋久島山荘
【記 録】
 6月13日まで九州の山々を登りに来た。
 前日、羽田から鹿児島空港に降り、此処からプロペラ機で屋久島に降り、安房の屋久島ホテルに入る。
 合流予定のK氏は鹿児島より船で屋久島に向かったが波が荒く、安房に着けず宮之浦に廻されたが時間遅れで合流した。しかし、H氏は福岡よりプロペラ機で屋久島に降りる予定が、我々との時間差で空港に降りられず、福岡に引き返し、1日遅れになってしまう。
 朝5時にタクシーで荒川登山口へと向かう。かなり高度を上げ6,000円弱の運賃で荒川登山口に降りる。
 心配された雨も降らず、直ぐにトロッコ道へと歩を進める。前日の雨で枕木の中は水だらけで枕木と地面を選びながら歩く。年をとったのか、枕木の幅と歩幅はそれ程気にならず、40分強歩くと線路の中心に木道が始まる。此処で、増水した川を渡るのが小杉橋で、向こう側に渡ると小杉小、中跡が有り、木道(トロッコ)は左に曲がる。
 3分先の左側に小杉谷休憩所が有る。更にトロッコ木道を歩く事、30分、楠川別れを通過、それから、6分程で立派なトイレが有る。
 これまでに見た事、思った事は、昨日の雨に濡れた鮮やかな新緑と、線路には蟹が1匹、傍らにはマムシグサ、増水した川の流れを見る、そして、歩き初めの40分は何故、線路の中心に木道を敷いてないのかと思った事である。
 さて、延々と続くトロッコ道は1度トロッコに抜かれただけで、単調な3時間弱の歩きで大株歩道入口に着く。此処から、右折れして山道となる。登山道は木の階段主体の登りだが、他と比べ階段の段差が少なく、足を置く板幅が少し狭いので歩き易い。 辺りの風景は屋久杉といわれる様に、杉の大木が多いが、それに加えヒメシャラの大木が多いのには感心する。
 又、ウイルソン杉では、よく写真紹介される様に、株の内部に入り見上げると、角度によっては空間がハート形に見える。此処から一時間強歩き目的の縄文杉に着く。確かにデカイが、傍に寄り背もたれして写真を撮れないのが残念である。そう思いながら、今来た道を引き返す。
  行程全般として、傾斜はきつくないが、行動時間は8時間30分と長く、ハイキング気分では一寸甘いと思う。
  来る時には、タクシーの目の前に何匹もヤクシマ鹿を見かけたが、帰りには道路脇で猿の親子と家族が寛いでいた。夕方には同行する林氏が合流して、賑やかな夕食となる。
前日の羽田空港ロビー
荒川登山口
トロッコの歩き始め
途中の橋
前日の雨で増水
明るくなってきた
線路に蟹
登山客
線路は続く
マムシグサ
木道始まる
木道始まりの川
増水している川
帰りに小杉谷小中跡脇の小杉橋
小杉谷小、中跡
小杉谷小、中跡の説明書き
線路は続く
小杉谷休憩所
屋久島の森と人々の関わり合い
途中の標識
楠川別れ:辻峠との分岐標識
楠川別れ標識
途中の標識
説明書き
トイレ
愈愈古い杉の木
三代杉の説明書き
途中の標識
仁王杉
翁岳の説明書き
遠くに翁岳
トロッコ道とお別れ
大株歩道の始まり
大株歩道:山道の始まる所の橋
このトロッコに追い抜かれた
注意書き
翁杉
翁杉の説明書き
ウイルソン株周辺の利用案内板
ウイルソン株の説明書き
ウイルソン株前にて
ウイルソン株全景
ウイルソン株内部にてハート型空間
自然観察ルート案内板
ウイルソン株内部に小さな祠
ウイルソン株で会った娘達
階段の段差が他より少なく歩き易い
登山道風景
ヒメシャラの奇妙な根
途中の標識
右に大きなヒメシャラ
綺麗な苔塚
ヒメシャラの大木
天王杉の標識
天王杉
途中の説明書き
夫婦杉
途中のヒメシャラ
縄文杉
縄文杉前にて
ミツバツツジ?
帰途同じ道で撮る
帰りに新緑を楽しむ
帰りに道路脇に猿の親子
帰りに猿の親子が不安そう
帰りに猿の親子
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ホテル内部に主な宿泊著名人

おわり