会員の山行 322号

【2014年09月15日/荒島岳:福井県大野市/木内茂雄調査】

【メンバー】
 単独
【タイム】
 勝野スキー場跡登山口6:08〜6:20舗装終わり〜7:18白山ベンチ〜8:12シャクナゲ平〜8:14佐開への分岐〜8:40前荒島〜9:06荒島岳山頂9:25〜10:08シャクナゲ平〜1048白山ベンチ〜11:42登山口
【記録】
 前日、北アルプス焼岳を登り、昔の仲間と別れ約150kmの大野市に向かう。国道158号線に入り、九頭竜湖を左に見ながら下って行くと右側に"日帰りの湯"が有るので一日の汗を流す。その後、更に大野市街に向かって下って行くと、勝野スキー場の標識を見たが、其の儘大野市街に下る。そして、コンビにで美味しい飲み物を買い一晩過ごす。
 夜明けとともに勝野スキー場跡を目指すが、3回行ったり来たりし、4回目に漸く入口を見つける。国道から大きな舗装道が入っているのだが、標識が無いので工事用道路だろうと思い込み迷った。此処に小さい標識でも有れば親切なのだが・・・・・
 国道から数mでスキー場の駐車場に入る。立派なトイレも有る。斜面真っ直ぐに舗装された道を登るが、傾斜がきつくジグザグで登る。12分で舗装道を登り切り、右に登山道の標識が有る。登山道は石がゴロゴロしていて、下山時には歩きづらかった。スキー場跡なので暫く木々は無く草薮の登りで、傍らには萩が咲いている。
 やがて、ブナ林の中を歩く様になり、眺めて観ると木の幹は細いが立派な林である。歩き出して一時間強で白山ベンチの標識が有り、左側が開けていて白山が見える様だ。
 シャクナゲ平に着くと標識が有り、右に小荒島岳となっているが、左荒島岳を目指す。地名がシャクナゲ平だが、辺りを見回してもシャクナゲの木を見つけられなかった。
 此処から数分下ると右から佐開コースが合流して来る。更に、少しの下りで再び登りとなる。登りは時には急になり、丸太の階段を登るが私には段差が大きくてつらい。そして、年数が経っているのか、崩れかかった階段も有る。"もちが壁"と呼ばれてるらしい急坂を登り切ると、前荒島の標識が有り視界が良くなる。
 そして、山頂まで少し余裕をもって花等を捜すがアキノキリンソウ、ツルリンドウ、トモエシオガマくらいしか見つけられない。山頂は見晴らしが良く、方位盤に多く説明されていて白山が良く見える様だ。そして、花はと見回すと、オヤマリンドウの株とシモツケソウ、アキノキリンソウ、終わりかけのハクサンフウロ、オトギリソウ、アザミ等、意外と多い。
 一通り眺めてから下山開始、途中、小荒島岳とは思ったが、気が向かず、其の儘下る。スキー場に着き、急な舗装道を下るが、直線ではつらくジグザグで下る。
早朝大野市街より荒島岳を望む
登山口の駐車場
登山案内図
ツルリンドウ
舗装終わりに標識
萩が咲いている
ブナ林
白山ベンチ
途中の標識
急な登り
登山道整備の説明書き
シャクナゲ平
佐開への分岐
前荒島標識
荒島岳山頂
白山が良く見えるようだ
山頂の方位盤
山頂の祠
山頂にオヤマリンドウの株
アザミも終わり
山頂にミヤマアキノキリンソウ
ハクサンフウロも終わり
シモツケソウ
白山?
明日登る恵那山が見えるようだ
山頂の花
山頂を後にする
フジバカマ
トモエシオガマ
オトギリソウも終わり
帰途小荒島岳を見下ろす
登山口を見下ろす

おわり