会員の山行 第349号

【2015年07月09日/雌阿寒岳:日本100名山/木内茂雄調査】

【メンバー】
 若林、木内
【タイム】
 野中温泉登山口6:27〜6:53二合目〜7:02三合目〜7:20四合目7:30〜7:41五合目〜7:59六合目〜8:03七合目〜8:13八合目〜8:27九合目〜8:37雌阿寒岳山頂8:52〜9:09オンネトー湖への分岐〜9:17阿寒富士基部〜9:53阿寒富士山頂10:04〜10:16阿寒富士基部〜10:28オンネトー湖からの縦走路に合流〜10:47五合目〜11:08三合目〜11:36オンネトー湖登山口:オンネトー茶屋12:49〜13:37野中温泉登山口
【記 録】
 快晴無風
 野中温泉駐車場から100m位戻り、右側に標識が有る。直ぐにエゾアカマツ林の中を歩いて行く。最初に見た花はゴゼンタチバナで、白が鮮やかというか、純白に見える。その先、五合目まで見た花はイソツツジ、コケモモ、メアカンフスマ、イワブクロ、マルバシモツケ等である。
 六合目辺りは這い松帯であるが、見晴らしが良くなってくる。八合目辺りから這い松は無くなり、メアカンキンバイが咲いている。そして、九合目になると、火口は目の前になり、やがて、火口が覗ける。荒、荒しく正に火山である。(後で合目毎のタイムを見たら、距離がバラバラである)
 火口を左に巻いて行けば雌阿寒岳山頂になる。今日も快晴で360度のパノラマが満喫できる。相変わらずビールで乾杯してから阿寒富士に向って下って行く。途中、右、オンネトー湖の道と分かれ阿寒富士に向い下る。そして、期待のコマクサが出迎えてくれる。
 何枚か撮りながら、直ぐに、阿寒富士の基部に着く。此の辺りは低い這い松が有るが、登り始めると火山特有の砂礫で、注意して歩かないと、ズルズル足が滑る。此処は唯、黙々と、何も考えず、歩一歩登るだけ。
 そして、山頂に着けば、また360度のパノラマの一言、何をかいわんや。山頂の標識より奥へ行って撮影してから戻り、今、来た道を一気に駆け下りる。(登り36分、下り12分、矢張り下りは楽である。)
 阿寒富士基部から、オンネトー湖に向って行くと縦走路にぶつかり、高校生の集団とすれ違う。その先で又、コマクサの群生が待っていた。そして、15分もしない内に林の中に入って行く。オンネトー湖は野中温泉より標高が低いので意外と長く感じた。時間は五合目から50分要した。
 オンネトー湖をチラッと眺めてから、傍の茶屋でまたもやビールで乾杯して、上手いウドンを食べた。この茶屋から湖に沿って、ほんの暫く歩き、やがて、森林の中を緩やかに登る。途中、シャクナゲとゴゼンタチバナが咲いていた。 
 野中温泉まで、ズーッと緩やかな登りは一寸きつく、駐車場に飛び出す様に着いた時はホットした。
駐車場風景
駐車場入口に有る案内板
駐車場近くから見た雌阿寒岳
登山口風景
ゴゼンタチバナ
二合目標識
イソツツジ
三合目標識
コケモモ
四合目標識
メアカンフスマ?
イワブクロ
マルバシモツケ
五合目標識
六合目標識
六合目を行くW
七合目標識
八合目標識
メアカンフスマ
九合目
火口を覗く
火口の向こうにも噴煙
火口周辺風景後方阿寒湖
阿寒富士を眺める
雌阿寒岳山頂
雌阿寒岳山頂にて
雌阿寒富士を望む
メアカンキンバイ
途中の標識
途中の分岐標識
オンネトー湖からきた八合目
阿寒富士が近付く
コマクサ
阿寒富士基部標識
阿寒富士を背に
阿寒富士山頂にて
阿寒富士より雌阿寒岳を望む
阿寒富士奥より阿寒富士山頂と雌阿寒岳を望む
阿寒富士奥より富士山頂と雌阿寒岳を望む
阿寒富士山頂標識
縦走路に合流
オンネトー湖に向う
コマクサの群生
五合目標識
三合目標識
シャクナゲの葉
オンネトー湖登山口の標識
登山口の標識
オンネトー茶屋
オンネトー湖
アカエゾマツの林
湖畔沿いの道
シャクナゲ
途中の標識
アカエゾマツ原生林の説明書き
ゴゼンタチバナ
駐車場直前のワタスゲ

つづく →