会員の山行 第355号
【2015年08月02-03日/富士山:100名山達成祝い/木内茂雄調査】
【メンバー】
山頂で豊島氏、島谷氏と合流
【タイム】
8月2日 富士宮五合目登山口22:00〜22:22新六合目雲海荘〜23:15新七合目御来光山荘〜
8月3日 0:10元祖七合目〜1:03八合目〜2:18九合目万年雪荘4:05〜4:21九合五勺4:36〜5:15浅間神社5:20〜5:44剣ヶ峰6:31〜6:59富士吉田ルート下山口〜7:25御殿場ルート下山口7:33〜8:13八合目〜8:39須走館七合五勺8:46〜8:51七合目〜9:17御殿場、宝永山分岐〜9:35宝永山への鞍部〜9:41宝永山〜10:27水ケ塚への分岐〜10:39六合目雲海荘〜10:40富士宮五合目登山口
【記 録】
私が生まれて初めて登った山が、55年前の18歳の時であった。その頃は山に熱中してた訳でなく、夏休みで暇を持て余していた時であった。その後、こんなに山キチになるとは予想もしなかった。それよりは、その頃、兄が登山しているのを、何でそんな苦労して登るのか?家でビールを飲んで居た方が余程良いのにと、冷やかしていた。そんな事を思い出しながら、何かの因果を感じながら、山の人生の一区切りとして、富士山に来た。
下山時、水ケ塚公園に下りて来るので、此の公園に夕方来て、アルコールで眠気を出してと、仮眠したが余り眠れないまま、21時半のシャトルバスで富士宮五合目登山口に行く。登山者は行列を作る様な混雑で無く、予想に反し、途切れ途切れである。そして、暗い中を標識頼りに登り始める。上を見上げると各小屋の照明が近くに見えるが、なかなか着かない。天気は快晴で、暖かい微風の中を星と月を眺めながら一歩、一歩と高度を稼ぐ。抜いたり、抜かれたりする人達の中に、時々言葉の解らないグループが居る。世界遺産ということで、外人も多い様だ。
九合目に着き、トイレを済ましてから、休養していると眠くなる。まだ時間も早いので、小屋の部屋で仮眠する。30分くらいのつもりが結構眠ってしまい。御来光を山頂でと、予想していたが、間に合わなかった。T氏、S氏と浅間神社の鳥居で会うことにしてあったので、携帯で連絡するが、お互いに其処にいるよと言いながら見回すと、目の前に居た。それから、最高地点の剣ヶ峰に向う。この頃は、各登山口からの登山客が合流してきて、結構な賑わいである。
剣ヶ峰に着くと記念写真撮りで順番待ちの行列である。記念撮影後、二人に祝福され乾杯となる。陽があたっているが、まだ気温は低く、熱燗も欲しいところである。そして、快晴の朝日の中を、鼻歌混じりで白山岳方面から"御鉢巡り"をする。
途中、富士吉田ルート下山口で、T氏、S氏と分かれ、その先、御殿場ルート下山口から下る。暫く、須走口五合目を目指して下る。辺りは相変わらずの不毛の砂礫地帯で、目標は標識と小屋である。霧とか雨だとこの道で良いかと不安になりそうだ。
七合目辺りから、オンタデとイワツメクサがチラホラし出す。相変わらず、飽きずに下って行くと御殿場ルートと宝永山の分岐になる。ズーッと前から宝永山は見えているのだが、漸く分岐に来たなという感じである。所謂、下りに飽きた。
宝永山は山頂という雰囲気ではないが、右下を見下ろすと噴火口跡が落ち込んでいる。この下りはそれこそ、砂走りで、スパッツを省略していたので、靴の中にタップリ小石と砂が入った。下りは矢張り、スパッツを付けるべきである。
火口まで下ってから、少し登ると左に水ケ塚公園方面になり予定のコースだが、此処までの行動時間にプラスすると15時間にもなりそうなので、右、富士宮ルート六合目を目指す。此の辺りになると、幾らか花が見られ、イワオウギ、オヤマノエンドウ?ホタルブクロ、不明2種類を撮る。
そして、六合目で昨夕登ったルートに合流して、登山口へと下る。
水ケ塚公園より富士を望む |
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夕方富士を望む |
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雲海荘 |
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雲海荘六合目宝永山登山口 |
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雲海荘案内 |
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御来光山荘新七合目 |
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新七合目標識 |
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元祖七合目 |
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八合目宿泊所 |
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九号五勺 |
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九合五勺胸突山荘 |
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浅間神社を望む |
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浅間神社 |
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ご来光 |
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剣ヶ峰にて |
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、剣ヶ峰にて祝ってもらう |
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お鉢巡りに向う |
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火口 |
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剣ヶ峰を振り返る |
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快晴の中 |
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八ヶ岳? |
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南アルプス? |
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御鉢巡り |
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火口の下部に残雪 |
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残雪と剣ヶ峰を振り返る |
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遠く剣ヶ峰を振り返る |
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富士吉田下山口 |
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岳友のTとS |
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山口屋支店の賑わい |
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向こうは剣ヶ峰 |
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剣ヶ峰が近付く |
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火口 |
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御殿場下山口 |
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御殿場下山口風景 |
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富士山頂郵便局 |
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御殿場口、宝永山方向標識 |
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御殿場口鳥居を振り返る |
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下方は宝永山 |
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富士山を振り返る |
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八ヶ岳? |
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八合目 |
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イワツメクサ |
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オンタデ |
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須走館 |
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山頂を見上げる、オンタデばかり |
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七合目 |
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須走口と宝永山との分岐 |
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宝永山への標識 |
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宝永山の方位盤 |
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宝永山より富士山を見上げる |
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宝永山より眺める富士山の山肌 |
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ホタルブクロ |
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イワオウギ |
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オンタデ |
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水ケ塚への分岐 |
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オヤマノエンドウの変種? |
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六合目雲海荘 |
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富士山表口五合目登山口 |
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五合目にて富士山を見上げる |
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登山口にてツリガネソウ? |
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おわり